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日曜の夜ぐらいは…第2話~パンダと宝くじ

 

 

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清野菜名さん、岸井ゆきのさん、生見愛瑠さん出演ドラマ『日曜の夜ぐらいは……』第2話は宝くじが当選するというまさかの展開になりました。彼らが抱えている孤独や生き辛さが少しずつ明らかになり、ドラマの骨格が見えてきましたね。

放送日・あらすじ

放送日

2023年5月07日(日)テレビ朝日系列で放送

あらすじ

www.asahi.co.jp

 

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キャスト|『日曜の夜ぐらいは...』|朝日放送テレビ (asahi.co.jp)

 

 

感想

日常

楽しかったバスツアーから日常生活に戻り、それぞれの苦悩がより詳しく描かれていました。
辛いことがあった時に誰かに話したくなってしまう、これまで通りに感情を殺して過ごそうとしても楽しさを知ってしまった今となっては元には戻れないんですよね。

彼女が唯一話しかけるのが公園に設置されたパンダの遊具、この「ヨッ!」ていう感じがかわいいです。

 

清野菜名さんとパンダといえばこんなドラマもありました。

www.ytv.co.jp

楽しいことがあるとその分だけ悲しみが増す、それを恐れてサチは誰とも関係を持たずにいたようですね。
優しい言葉をかけられると「うれしい」と思ってしまい、次の瞬間それを否定しないといけないからドギマギしてしまう彼女の日常は辛いです。
母親が階段から転落し足が不自由になったのは自分がお弁当を忘れたからだと思って、自分を責めてもいるようですね。

翔子は家族からいないものとして扱われていることが発覚し涙します。
そんなことも知らずに兄を見つけて乗っけてしまうし、彼女の1000万円当たった時の計画書には家族へのプレゼントも記載されています。
ヤンキーだった彼女の過去に何があったのでしょう?

若葉の悩みは母親のことですね。
父親が誰かわからず、田舎では白い目で見られて育ってきたんですね。

バスツアーで出会った二人は彼女にとって初めてできた友人だと思ったのに連絡先すら交換してもらえず悲嘆にくれています。
バスツアーで一方的に話す感じはたしかに友達が少ない人っぽかったですね。

形こそ違いますが、彼女たちが抱えているのは孤独です。
でもラジオから流れてくる三人の様子、みねの優しい視線なんかいいんですよね。
みねがレストランに現れた時の親といるところを友達に見られた時の感じの気まずさがリアルでした。

誕生日

サチは祝ってくれた母に気をつかって笑顔で「ありがとう」言い、明るく振舞います。
母の方も気を遣ってくれていることを承知していて「ありがとう」って言い返すんですね。

かつて団地に住んでいたたくさんの子供たちの話題になってました。
彼らは親元を離れ、おそらく都心に出て行ったのでしょう。
そんな中サチだけは母親の面倒を見るために団地に取り残されているんですね。

宝くじ

彼女たちが買ったのはドリームジャンボミニですね

宝ニュース詳細|宝ニュース【宝くじ公式サイト】 (takarakuji-official.jp)

独り占めすることもできたサチですが約束通りバスツアーに姿を見せました。
おそらく3人のうちだれが当選していたとしても同じことをしたでしょうね。

1000万円という額が丁度いいです。
例えば1億円なら生活は一変するし、100万円なら気晴らしに使うかとりあえず貯金して終わりです。
1000万はリアルな数字ですよね。

宝くじが当たるドラマといえば高額当選で何か騒動に巻き込まれるパターンか、あたっていることに気付かないパターンが多いですが、今回は換金するようです。
ちなみにドラマ『カルテット』の家森さん(高橋一生)は6000万を換金し忘れていました。

まとめ

文章にすると暗いだけのドラマのようになってしまいますが、日常の暗さがあるからこそ3人がそろったときの明るさが際立つんですよね。