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日曜の夜ぐらいは…第5話~わぶちゃん東京へ

 

 

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清野菜名さん、岸井ゆきのさん、生見愛瑠さん出演ドラマ『日曜の夜ぐらいは……』第5話は3人の夢であるカフェづくりに向けて本格的に動き出しました。夢に向かって歩みだすことで日常が輝きだす中、若葉は東京に引っ越す決意を固めました。ストーリーを振り返りたいと思います。

放送日・あらすじ

放送日

2023年5月28日(日)22:00~テレビ朝日系列で放送

あらすじ

www.asahi.co.jp

 

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キャスト|『日曜の夜ぐらいは...』|朝日放送テレビ (asahi.co.jp)

 

 

感想

これまでにも増してキラキラした日常から始まりました。
思わず鼻歌交じりに朝食の準備をしているなんて数カ月前のサチからは考えられないことです。
その様子を微笑ましく見ている母親も、「指摘するとサチが止めちゃうから言わない」と結局言ってしまう、幸せな空間でしたね。

サチの子供っぽい振る舞いというのは母が事故で奪ってしまったものでもあって、そういう昔のサチを見られるというのが“尊い”のでしょう。
鼻歌が『ロビンソン』から『空も飛べるはず』に変わって、翔子のカーラジオへと移る場面転換もスムーズでした。
最近の曲じゃないのがサチの止まっていた時間を感じさせますし、「君と出会った奇跡」という歌詞もこのドラマのテーマにあっていますね。

賢太とのカフェ巡り

恋人のふりをするというラブコメな要素が入っていたことも今回がいつもよりハッピーな回だった理由の一つですね。
自分の手掛けたカフェが誰かの人生に影響を与えたこと、自分のこだわりが誰かに受け入れられたことに思わず涙する賢太もいい人です。

このドラマって周囲の目が描かれているんですよね。
彼女たち3人だけで世界が閉じているわけではなく、「なんで泣いているんだろう」と不審がる人もちゃんと描いているんですよ。

翔子音信不通

翔子の家族のことも触れられました。
外車ディーラーの家業を継いだ兄から遺産を放棄するように迫られました。
家族と疎遠になっていてそういうつながりに飢えていることを知っていて姪の話をする兄、「家族の一員だよ」と匂わせつつ、家族から身を引くように迫る残酷さはかなりのものがありますね。
これでサインをすれば翔子の家族問題はとりあえず解決ってことになるのかな?
それとも和解するところまで描くのでしょうか?

若葉東京へ

茨城は遠すぎるということで東京に引っ越すことにした若葉。
おばあさんも付いてくるようですし、サチと同じ団地に住むようですね。
私はこのドラマの結末として「カフェは失敗して3000万は失ったけど友情だけは残った」的な展開を予想していたのですが、今ある生活を捨てたということは元に戻るという展開はなさそうです。

工場での挨拶で「お前らに呪いをかけた」という『スカッとJAPAN』みたいなシーンがありました。
そういえば若葉はちくわぶ自体は好きだったんですよね。
2代目社長もなにか決意したような感じでしたし、3人の周囲も変化していくのかもしれません。

補欠

『空と君との間に』を歌うミネの目線の先にはいつの間にかカラオケの映像が3人のイメージ映像へと切り替わっていました。
面白い演出だと思いましたが、歌詞の内容も相まって若干の気色悪さも感じます。

彼がお金の管理を行うということは家族(特にまどか)に金を奪われる心配はなさそうですね。あるとすれば彼が持ち逃げする展開だけです。

まとめ

カフェづくりが本格的にスタートし物理的にも3人の距離がぐっと近づきました。

少しずつ彼女たち3人の物語が周囲を巻き込みポジティブな影響を与えているようにも感じます。