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日曜の夜ぐらいは…第９話～次回最終回

テレビ朝日

 

 

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清野菜名さん、岸井ゆきのさん、生見芽瑠さん出演ドラマ『日曜の夜ぐらいは……』第9話は目前に迫ったカフェのオープンに向けて着々と進んでいきました。彼女たち3人が抱え続けている不安について、根本解決はしないまでも一定の区切りがつけられ、ハッピーエンドに向かっています。

放送日・あらすじ

放送日

2023年6月25日（日）22:00～テレビ朝日系列で放送

あらすじ

www.asahi.co.jp

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キャスト｜『日曜の夜ぐらいは...』｜朝日放送テレビ (asahi.co.jp)

 

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感想

今後の展開

いつの間にやらカフェのオープンまであと14日というところまで来ていました。
ドラマ内の時間が7月7日なので21日オープンってことになります。
ドラマ自体が次回最終回ということを考えると、カフェをオープンしたところで終了、あるいは、そこから数年後に飛んで終了といった感じになるのでしょうね。

7月7日の朝

3階で合宿のように暮らす3人が朝順番に1階の邦子（和久井映見）と富士子（宮本信子）のもとを訪れるシーンで構成されていました。

3階から1階に階段を下るところも見せていて、団地がまるでセットのように、彼らの世界が一つの空間として成立していました。
何の変哲もないただの団地なのですが「こんなところに暮らしてみたい」とか「こんな生活をしてみたい」と思わせてしまう不思議な魅力があります。

3人の会話の中ではサチ（清野菜名）と邦子の会話が印象的でした。
サチは「そういうところだからね」しか言っていないんですけど、邦子が「そういうところ以外はお母さんのこと好きってこと？」と切り返すことで、2回目の「そういうところだからね」が素直には言えないサチの母への愛情が色濃く感じられるようになってます。
おしゃれなやりとりでした。

人懐っこく寂しがり屋の翔子（岸井ゆきの）が富士子たちのもとに遠慮がちにやってくるのも、彼女が実の家族と問題を抱えていることを知っているので、余計にほっこりしました。

サチの父親

前回はまどか（矢田亜希子）の関係に一応の決着がつきましたが、今回は中野博嗣（尾美としのり）の番でした。
後のミネのシーンにもつながってきますが、はっきりと拒絶することにはエネルギーがいりますよね。
邦子は車いす生活になってか引け目を感じて暮らしてきました。
彼女にとっても親として果たさなければならない使命だったのでしょう。

翔子の誕生日とミネ

友人に疎ましがられた過去のある翔子が周囲の隠し事に敏感なことに配慮し、細心の注意を払ってサプライズを計画していたそうです。

友達アイスの件もそうですが、宝くじが当たる前のギスギスした日常が「遠い国の出来事」のようになった今でも、サチはその頃の視点を失っていません。
サチは人の心に対するアンテナの感度が高くて、だからこそ生き辛かったのかもしれないですね。
こういう丁寧な人間関係は観ていて心地いいです。

さて、ミネ君はお金をたかられがちな3人にかわって自ら嫌われ役を引き受けます。
身内だからドライになりきれない3人に代わって、防波堤になろうとします。
まぁ言ってること自体は3人のお金を一括で管理し始めた時点でわかっていることなのですが、「私たちの敵だ」と言うのではなく、「私にとって敵だ」というのが彼のやさしさですね。

このことやミネ君独占禁止法の件といい、「これから喧嘩や金銭トラブルのような波乱は起きません」という宣言のように思えました。

ちくわぶ

ちくわぶ工場の社長が久々に登場しました。
若葉の説教を好意的に解釈して記憶する驚異的なポジティブ思考は恐怖すら感じます。

若葉の貢献度ってこれまでそんなに高くなかった気もするし、3人の過去がすべてカフェに反映されるという意味でもよかったと思います。

ちくわぶカヌレは『マツコの知らない世界』でも紹介されていたみたいです。

チベットスナギツネ (ちべっとすなぎつね)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)

カメオ出演

主題歌を担当しているMrs. GREEN APPLEさんがカメオ出演しています。

おわりに

他には、バイト先の店長に脅迫関係のキープをお願いするところも面白かったですね。「籍だけおいといてください」的なカジュアルな頼み方が笑えます。

金銭問題も人間関係も一応解決したようなので、あとはカフェがオープンするだけです。
ほぼ確実にハッピーエンドでしょう。
何かあるとすれば富士子の買ったスタンガン関連ぐらいでしょうか？

 

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