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ハヤブサ消防団【第6話感想】消防団の中に犯人が……。

 

 

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中村倫也さん、川口春奈さん出演ドラマ『ハヤブサ消防団』第6話は太郎(中村倫也)の推理に基づき、次の放火の被害書を特定し先回りしましたが空振りに終わりました。
太郎の家にも放火されるなど緊迫感が増してきました。

放送日・あらすじ

放送日

2023年8月24日(木)21:00~ テレビ朝日系列で放送

あらすじ 

第6話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

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ハヤブサ消防団 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

原作

池井戸潤『ハヤブサ消防団』

 

主題歌

ちゃんみな『命日』

 

キャスト

三馬太郎(中村倫也)スランプ気味の作家。
立木彩(川口春奈)映像ディレクター。

藤本勘介(満島真之介)団員。「八百万工務店」勤務。
徳田省吾( 岡部たかし)班長。「一徳堂」の店主。
森野洋輔(梶原善)副分団長。土木課に勤務。
宮原郁夫(橋本じゅん)分団長。「宮原養鶏」を経営。
山原賢作(生瀬勝久)部長。「山原林業」社長。
賀来武彦(福田転球)協力団員。「居酒屋サンカク」店主。

江西佑空(麿赤兒)「隋明寺」の住職。
野々山映子(村岡希美)住民。
村岡信蔵(金田明夫)八百万町の町長。
山原浩喜(一ノ瀬ワタル)札つきのワル。第1話で死亡。
波川志津雄(大和田獏)幼少期の太郎を覚えていた。引っ越す。

真鍋明光(古川雄大)「ルミナスソーラー」営業スタッフ。
中山田洋(山本耕史)出版社「草英社」の編集者。
山原展子(小林涼子)謎の女性。

相関図はコチラ↓
相関図・キャスト|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

感想

今回は放火犯の話

しばらく放っておかれていた放火の犯人について今回は進展がありました。
今回で解決するようなことを言っていたのに結局次回に持ち越されてしまいました。

今回新たに発覚した事実を整理しながら振り返りたいと思います。

真鍋は三年前にハヤブサに来ていた。

相変わらず、三馬の中ではルミナスソーラーの真鍋が第1容疑者のようですが、彼は関係なさそうです。

「ミステリー小説なら却下です」という中山田のセリフもありましたし、土地とソーラーパネルを結び付ける三馬の推理は間違っているのでしょう。

しかし、住人たちの正確な情報は彼しか把握していませんし、彼は情報収集だけを担っいて実行犯は別にいるという組織的な犯行の可能性もありますね。
ルミナスソーラーに入社する前からハヤブサ地区の調査をしていたことや、前回立木の写真を隠し撮りしていたことなどを考えると、彼の目的は新興宗教・アビゲイル騎士団かあの謎の老婆関係なのだと思います。
「深入りするのは三馬さんにとって良くない」というセリフにも立木に関連する雰囲気を感じます。

ルミナスソーラーの創業者の名前・枝島が強調されていましたし、ルミナスソーラーの一般的な評判と真鍋の態度はかけ離れています。
このあたりも気になりますね。

土地とソーラーパネルが関係ないとして、「では何に利用するのか?」が問題になってきますね。
アビゲイル騎士団のフロント企業なのかも?

離檀

放火の被害者特定に一役買った隋明寺の寄進者の短冊に欠けている部分があることが分かりました。

これは「離檀」というらしく、檀家を離れた人がいるようです。

檀家離れ(離檀)という選択|メリットデメリットとスムーズな手順 (osohshiki.jp)
今のところどのような関連があるのか不明です。
住職は亡くなったり引っ越したりすることでこのような離檀が時々起こると言っていましたが、ほかの宗教に改宗した場合にも離檀するかも。
そう考えるとここでもアビゲイル騎士団の影がちらつきます。

また、住職がハヤブサ地区の出身ではなく元サラリーマンであることも発覚しました。
30年前に脱サラして住職を継いだらしいですが、それが何を意味するのかは全く分かりません。
住職も30年以上前の出来事には詳しくない、つまりあの写真の女性についてはよく知らないってことなのかな。

三馬家への放火

三馬への放火は賢作(生瀬勝久)への放火と同じく警告の意味が強いのでしょうね。
そうすると、彼は何か真相につながるものに触れてしまったことになります。

立木の態度も気になりますね。
「調べるなら私にも教えて」というのは何か調べられると困ることがあるのでしょう。

ベンジンは白金懐炉や染み抜きに利用される薬品です。

ベンジン - Wikipedia

この証拠品から考えると呉服屋の店主徳田が関係ありそうですがどうなんでしょうね。
賢作と太郎への放火犯と、一連の放火の犯人が別人という可能性もあります。

賢作は自身も被害者であること、勘介は主人公とともに行動していてアリバイがあることが強調されていますが、どちらも真犯人によくあるパターンです。

改題

改題することを知っていたことから真鍋と内通しているものが消防団の中にいることが発覚しました。
『都会で鳴く郭公』というタイトルは小説レモンの表紙に書かれているだけだったので、かなり注意深く見ていないと『郭公は都会で笑う』に改題されたことには気付きません。

小説家という職業に由来するトリックで面白かったですね。

おわりに

皆既日食が近いことがほのめかされていましたし、あのやたらと円を強調する宗教団体なら何か行動を起こしそうですよね。
それにしても、話の進み方が遅いですね。