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中村倫也さん、川口春奈さん出演ドラマ『ハヤブサ消防団』第3話は父が残したアルバムの一枚の写真に写る、田舎には不釣り合いな美女の正体を巡って展開していきました。健作が放火の被害者になるなどいろんなことが起き、このドラマの本筋がよくわからなくなってきました。
放送日・あらすじ
放送日
2023年8月03日(木)21:00~ テレビ朝日系列で放送
あらすじ
第3話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)
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ハヤブサ消防団 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ
原作
池井戸潤『ハヤブサ消防団』
キャスト
三馬太郎(中村倫也)スランプ気味の作家。
立木彩(川口春奈)映像ディレクター。
藤本勘介(満島真之介)団員。「八百万工務店」勤務。
徳田省吾( 岡部たかし)班長。「一徳堂」の店主。
森野洋輔(梶原善)副分団長。土木課に勤務。
宮原郁夫(橋本じゅん)分団長。「宮原養鶏」を経営。
山原賢作(生瀬勝久)部長。「山原林業」社長。
賀来武彦(福田転球)協力団員。「居酒屋サンカク」店主。
江西佑空(麿赤兒)「隋明寺」の住職。
野々山映子(村岡希美)住民。
村岡信蔵(金田明夫)八百万町の町長。
山原浩喜(一ノ瀬ワタル)札つきのワル。第1話で死亡。
波川志津雄(大和田獏)幼少期の太郎を覚えていた。引っ越す。
真鍋明光(古川雄大)「ルミナスソーラー」営業スタッフ。
中山田洋(山本耕史)出版社「草英社」の編集者。
山原展子(小林涼子)謎の女性。
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相関図・キャスト|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)
感想
編集者・中山田洋(山本耕史)
今期はこのドラマともう一つフジテレビの『ばらかもん』というドラマが田舎暮らしを取り扱っていますが、ところどころ似ているんですよね。
第3話で東京から知人が訪れるというのも同じでした。服装まで似ています。
ドラマ作りのセオリーみたいなものがあるのかもしれないですね。
レジャー気分でやってきた中山田と消防団員として地域に溶け込みつつある太郎の対比、ゲスト側だった人間がゲストを招く側にまでなった成長や時間の経過を描いているのでしょう。
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これまでは電話口だけでしたけど、中山田はヨイショ体質というか、常に調子よくしゃべっていて人当たりがいいんです。
部外者の彼の目から見て町の人々のことを整理する意味合いがあるのかも。
町おこしドラマの脚本に意見したくて仕方ないのに一旦謙遜してみせるのとか、いかにも編集者って感じで面白かったです。
何かに見られている
立木(川口春奈)が田舎を舞台にしたミステリーには横溝正史の『八つ墓村』のようにホラーの要素が入り込むと言っていましたが、本作でも放火犯の正体という本筋とは別に、謎の女性や謎の老婆という要素が入っています。
写真の女性については飛び降り自殺した山原リンコの娘・ノブコではないかということが判明しました。
後わからないのは
- 彼女が現在何をしているのか?
- なぜ太郎の父親が彼女の写真を持っていたのか?
- 山にいる老婆、そして立木との関係
- シャクナゲの意味
ぐらいですかね。
そもそもあの写真の女性の正体が分かったところでそれが何なんだ?という根本的な問題もありますね。
ホラーのように描かれていますが、遭難した太郎(中村倫也)たちを導いてくれるなど「見守られている」と好意的に描かれているのも特徴的ですね。
2年前に移住してきたという立木がこの地区にゆかりがあることはほぼ確実です。
彼女がノブコという可能性も年齢的にゼロではないですけど、顔が違いますもんね。
前回シャクナゲを滝つぼに投げ入れていたのはリンコを弔っていたのかも。
と、いろいろ考えながら公式サイトを見たら、あの老婆の名前は映子だと普通に書かれていました。
リンコは妾だと言われていたので映子が本妻で、立木はノブコと異母兄弟とかかもしれないです。リンコの死後本妻の映子が引き取って姉妹同然に育てられたとか。
新たな火事
今回消防団員健作(生瀬勝久)の作業場が火事に遭いました。
健作が設置した監視カメラには人影が写っていて、それはルミナスソーラーの真鍋のように見えます。でも車内には消防団員しか所持していない帽子があったりして、消防団員の中に犯人がいる可能性が高いですね。
とは言っても、太郎と一緒にいた藤本(満島真之介)は除くとして、分団長の宮原(橋本じゅん)以外まだどんな人物かもそれほどわかっていませんし、手がかりが少なすぎます。
町おこしのドラマ
立木が制作中の町おこしドラマは町長の反対により頓挫してしまいました。
あの町長がハヤブサ地区を目の敵にしている理由も謎ですし、立木がどうしてもこのドラマを作りたい理由もわかりません。
おわりに
このドラマの本筋は放火犯の正体やその動機を暴くことだと思うのですが、謎の女性をめぐるストーリーの方が量が多い気がします。
この二つがどうやって合流するのかが気になりますね。