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ハヤブサ消防団【第2話感想】中村倫也さん川口春奈さん出演、池井戸潤原作ドラマ

 

 

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中村倫也さん、川口春奈さん出演ドラマ『ハヤブサ消防団』第2話は死んだ浩喜が放火犯であるという噂が流布され、事件の真相により深い闇を感じさせます。一方消防団員のおじさんたちの活動はギャグシーンまで挿入されまるで学園ドラマのようなテイストになっています。

放送日・あらすじ

放送日

2023年7月20日(木)21:00~ テレビ朝日系列で放送

あらすじ

第2話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

配信状況はこちらをご確認ください↓
ハヤブサ消防団 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

基本情報

原作

池井戸潤『ハヤブサ消防団』

 

脚本

香坂隆史

主題歌

 ちゃんみな「命日」

キャスト

三馬太郎(中村倫也)スランプ気味の作家。
立木彩(川口春奈)映像ディレクター。

藤本勘介(満島真之介)団員。「八百万工務店」勤務。
徳田省吾( 岡部たかし)班長。「一徳堂」の店主。
森野洋輔(梶原善)副分団長。土木課に勤務。
宮原郁夫(橋本じゅん)分団長。「宮原養鶏」を経営。
山原賢作(生瀬勝久)部長。「山原林業」社長。
賀来武彦(福田転球)協力団員。「居酒屋サンカク」店主。

江西佑空(麿赤兒)「隋明寺」の住職。
野々山映子(村岡希美)住民。
村岡信蔵(金田明夫)八百万町の町長。
山原浩喜(一ノ瀬ワタル)札つきのワル。第1話で死亡。
波川志津雄(大和田獏)幼少期の太郎を覚えていた。引っ越す。

真鍋明光(古川雄大)「ルミナスソーラー」営業スタッフ。
中山田洋(山本耕史)出版社「草英社」の編集者。
山原展子(小林涼子)謎の女性。

相関図はコチラ↓
相関図・キャスト|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

感想

消防操法大会

全国消防操法大会とは2年に一度開かれる消防団の皆さんがポンプ車等の迅速かつ安全な操法を競う大会だそうです。

全国消防操法大会|消防団 オフィシャルウェブサイト (fdma.go.jp)

今回描かれたのは宮原分団長(橋本じゅん)と山原部長(生瀬勝久)の犬猿の仲です。学生時代に一人の女性を巡って仲たがいをして以来、ずっと犬猿の仲だということが判明しました。この二人の関係が「ケツ」というワードで統一されているのが良いですね。

ちなみに、Wikipediaによると消防団の階級は分団長、副分団長、部長、班長、団員の順番だそうです。

消防団 - Wikipedia

「大人の部活動」という風なセリフもありましたが、俳優さんたちは実際にある程度訓練を受けてこのポンプ車の操作を演じているのだと思います。
このリアルな感じがこのドラマの魅力の一つですね。

ポンプ車の操作はホースの長さや本数、高さによって水圧を調整しなければならないようです。
太郎は気合が空回りして水圧を高め過ぎたんですね。
びしょ濡れの町長といい、『ウォーターボーイズ』のような学園ドラマの感じがしました。

田舎の風習

主人公の三馬太郎(中村倫也)は消防団員としての活動に加え、燈明当番、寺当番、さらに町おこしドラマの脚本執筆まで抱え込み本業の連載小説の執筆に時間を割けずにいます。

彼に執筆活動に集中されては事件が解決しないわけで、探偵役である太郎はこういう当番活動を通して、地区の人々と交流を持ち徐々に真相に近づいていくのでしょうね。
今回は寺の修繕に波川が300万円もの大金を寄進していたことを知ります。
工場が火の車であっても、檀家として支払うべき金額の相場が決まっているのでしょうね。
これで波川が土地を手放した理由が少し判明しました。
真鍋が買収を進めていた土地と、波川の土地の様子が異なるのは波川の側から話を持ち掛けたって意味で解釈して良いのですかね?
住職の反応も少し変でしたし、波川さんを巡る隠し事がまだあるようです。

所有森林の境界確認|森林所有者のための初級講座|一般社団法人 全国林業改良普及協会 (ringyou.or.jp)

立木彩(川口春奈)の正体

立木が東京から来た映像ディレクターであることが判明します。
ハヤブサ地区には縁もゆかりもないと言っていましたが多分ウソですね。
冒頭浩喜を弔っていましたし、何かを調べるためにやってきたのかもしれません。

太郎が書いた脚本は女性が主人公の探偵ものです。
今後彼女と太郎は一緒に行動するのかもしれません。
少なくとも、太郎は彩に好意を抱いています。

浩喜(一ノ瀬ワタル)の噂

今回最大の謎は誰が浩喜(一ノ瀬ワタル)が放火犯であるという噂を流したのか?でした。
結局、太郎のセリフによる説明でルミナスソーラーの真鍋(古川雄大)の仕業であることが発覚しましたが、そんなことをして彼にどんなメリットがあるのかは依然不明です。

真鍋は立木に接近していますし、次回シャクナゲがキーアイテムになるようですし、まだ全貌が分かりません。

おわりに

このドラマは消防団を巡る部活パートと放火の真相に迫るミステリーパートがあり、2つのテイストが結構異なります。
前者では結構ギャグのような描写もありますが、それをギャグと受け取っていて良いのか、それとも後に消防団員の情報が重要な意味を持ってくるのか判断に迷います。

だから消防大会の太郎のミスも「何か事件なのかな?」って思っちゃいました。

来週はお休みです。次回は8月3日です。