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時をかけるな、恋人たち【最終話感想】

 

 

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吉岡里帆さん、永山瑛太さん出演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の第11話が放送されました。決してつまらなくはないですが、面白くもないという感じの最終回でしたね。でも小道具やセットが凝ってあるので退屈はしません。

放送日・あらすじ

放送枠

フジテレビ 火曜日 23:00~

放送日

2023年12月19日

あらすじ

11 | ストーリー | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓
時をかけるな、恋人たち - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

基本情報

原作

ありません

脚本

上田 誠(ヨーロッパ企画)

キャスト

主人公

常盤廻(吉岡里帆)アートディレクター。
井浦翔(永山瑛太)タイムパトロール隊員。

タイムパトロール隊

天野りおん(伊藤万理華)オペレーター。
八丁堀惣介(シソンヌじろう)メカニック担当。
和井内秀峰(石田剛太)隊長。

相関図はコチラ↓

キャスト&スタッフ | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

感想

記憶消去

時空の因果律に干渉しまくった廻たちは航時法違反で捕まり、記憶を消されることになります。
「記憶を失っても惹かれあう二人」というのがこのドラマの肝だったはずですが、最終回では記憶を消さないという展開になってしまいます。
こんな感じでタイムパラドックスなどの設定が端のほうに置かれ、「理屈を超えた恋」へと話が移行していきます。

わたしはタイムパラドックスをどのように乗り越えるのかが見たくてこのドラマの視聴をしていたので、正直ここ数話の展開にはがっかりしています。

今を生きる

でもメッセージとしては真っ当だと思います。
過去にとらわれることも、未来を案じることもなく、ただ現在を大切に生き目の前にいる人を愛することの尊さは伝わってきます。
今一緒にいなくても、過去に一緒の時間を生きていたという思い出を抱いて生きる隊長のように、今がやがて過去になり思い出へと変わっていくんですよね。

全体の感想

最終回を迎えたということで全体を通した感想を書きたいと思います。
30分という放送時間は話が深まるには短すぎました。
特に序盤の数話は事件を解決するだけでほぼ時間を費やしてしまい、主人公の二人についてあまり深まりませんでした。

逆に主人公の二人が愛の逃避行を始めてからは、30分すらも持て余している感じがありましたし、各エピソードをタイムマシーンで行き来してもそれほど面白くはなりませんでしたね。

そもそも彼らが時空を超えた恋と呼ぶほど愛し合っている理由もよくわかりません。
ちょっと時空を超えて一目ぼれしたというだけですし、彼らの出会いは彼ら自身によって引き起こされた閉じた世界の出来事ということもあって、あんまり執着する理由がわからないんですよね。

でも、吉岡里帆さんは見ているだけでいやされますし、未来であるはずなのにレトロな雰囲気の漂う小道具やセット、時折登場する令和の描写などセンスを感じさせる部分が多々あって、それは楽しかったです。
冒頭のアニメと主題歌も良かったですね。

おわりに

真剣に見ると物足りなさの残るドラマですが、軽く見るにはちょうど良いドラマだったと思います。

 

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