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時をかけるな、恋人たち【第7話感想】

 

 

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吉岡里帆さん、永山瑛太さん出演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の第7話が放送されました。あいかわらず短くまとまっていて面白いのですが、設定の緩さが目立つようになってきました。気にしなくていいとわかっていても、結構ノイズになります。

放送日・あらすじ

放送枠

フジテレビ 火曜日 23:00~

放送日

2023年11月21日

あらすじ

07 | ストーリー | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓
時をかけるな、恋人たち - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

基本情報

原作

ありません

脚本

上田 誠(ヨーロッパ企画)

キャスト

主人公

常盤廻(吉岡里帆)アートディレクター。
井浦翔(永山瑛太)タイムパトロール隊員。

タイムパトロール隊

天野りおん(伊藤万理華)オペレーター。
八丁堀惣介(シソンヌじろう)メカニック担当。
和井内秀峰(石田剛太)隊長。

相関図はコチラ↓

キャスト&スタッフ | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

感想

普通のドラマ

このドラマは未来人と過去人の恋愛を取り締まる傍らでつじつまを合わせるという点に特徴がありました。
しかし前回から時空警察としての任務は終了して、主人公二人の愛の逃避行になっています。
結果的に普通のタイムトラベルを扱ったドラマになってしまったんですよね。
面白いんですけどね。

初恋の人

前回、廻の誕生の背景に廻自身が関与していることが判明しました。
このドラマでは過去に介入し時空をゆがめる行為は世界の破滅につながるとして禁止されていますが、廻自身がタイムパラドックスの産物だったわけです。

そこでこれまでとは逆に、「過去に介入しなければ矛盾が生じてしまう」という状況が生まれたのが今回の面白ポイントでした。

第3話でちょっとだけ登場した諸星君との初恋のエピソードが再度取り上げられましたね。
手紙を渡していないはずなのに再会した諸星は手紙を読んでいたという違和感が今回の伏線になっていたようです。
ただ、第3話の諸星君はといえば再会しただけで、それほど本編に関与していたわけではないので、驚きはそれほどありません。

ゆるさ

このドラマは真剣にタイムパラドックスを取り扱ったドラマではありません。
矛盾が生じると世界が破滅すると言いつつ、主人公自身が矛盾の中から生じていることからもわかるように、厳密さはそれほど求められていません。

ここがこのドラマの良いところでもあり、気になる部分でもあります。

特に今回の「けっこん」を「けっきん」に書き換えるという話はかなりゆるいです。
もちろん、諸星が手紙を読んだという事実を変更することなく、未来を維持することに意味があるのは分かりますし、子供が使わないであろう「けっきん」という言葉のチョイスに面白味があることも分かるのですが、どうしても「それでいいの?」って思っちゃうんですよね。
「辻褄が合う」とはどういう状況を指しているのかが毎回異なっていてスッキリしません。

おわりに

次回がおそらくこのドラマで最も重要なエピソードいなるかと思います。
今回は若干停滞気味だったので、次回面白くなることを期待したいです。

 

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