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時をかけるな、恋人たち【第10話感想】

 

 

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吉岡里帆さん、永山瑛太さん出演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の第10話が放送されました。「責任を共有できませんか?」という素晴らしいセリフが登場しましたが、正直そこが面白さのピークでした。次回最終回が残っていますが、今回で終わらせてほしかったです。

放送日・あらすじ

放送枠

フジテレビ 火曜日 23:00~

放送日

2023年12月12日

あらすじ

10 | ストーリー | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓
時をかけるな、恋人たち - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

基本情報

原作

ありません

脚本

上田 誠(ヨーロッパ企画)

キャスト

主人公

常盤廻(吉岡里帆)アートディレクター。
井浦翔(永山瑛太)タイムパトロール隊員。

タイムパトロール隊

天野りおん(伊藤万理華)オペレーター。
八丁堀惣介(シソンヌじろう)メカニック担当。
和井内秀峰(石田剛太)隊長。

相関図はコチラ↓

キャスト&スタッフ | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

感想

八丁堀

八丁堀(シソンヌじろう)の言い訳は面白かったですね。
「責任を共有できませんか?」「23世紀人としての過ち」という自分の不祥事を一般化する言葉の数々には笑いました。
特に「責任を共有できませんか?」というあまりにも無理筋なセリフは言ってみたくなりますね。

辻褄合わせ

廻(吉岡里帆)は八丁堀のせいで柚子が不足した世界のつじつまを合わせることを皮切りに、次々と過去に舞い戻りこれまで取り扱った事件に介入していきます。

この介入があまり面白くなかったです。

確かにこれまでのエピソードには「どうしてCDが残っているんだろう?」とか「なんでこの人がここにいるのだろう?」といったような違和感や説明不足のようなものが残されていました。
それが今回廻による介入の仕業であることが判明したわけです。
でも、かぼすの件以外は別にそれほど気にならないというか、「脚本上省略したんだなぁ」と勝手に解決していたので覚えていないんですよね。
『サマータイムマシンブルース』のように二時間の映画なら覚えていたのでしょうけど、さすがに2か月前の些末な出来事については忘れてしまいます。
「そういえばそんなこともあったような気がする」程度なので腑に落ちる感じがしないし、廻が危険を冒してまでこだわる意味もよく分からないんですよね。

航時法

査察官たちの雰囲気には『未来世紀ブラジル』を思い出しました。
「記憶を消されても再び惹かれあい巡り合う因果を超えた恋愛」というテーマ自体は面白いんですよね。
何か原因があって恋に落ちるという結果があるのではなく、理屈を超えて運命のように惹かれるってロマンチックですよね。

でもなぁ、もう一話あるというのが結構テンションが下がるんですよね。
正直10話でおさめてほしかったです。

おわりに

「責任を共有しませんか?」ではなく「責任を共有できませんか?」なのが良いんですよね。
単なる提案ではなく、相手の度量を試しているニュアンスが面白いです。

 

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