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時をかけるな、恋人たち【第2話感想】

 

 

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吉岡里帆さん、永山瑛太さん出演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の第2話が放送されました。未来から駆け落ちしてきた二人の恋を成就させる過程で、廻と翔の過去や乗り越えるべき壁も明らかにされこのドラマの骨格が見えてきました。

放送日・あらすじ

放送枠

フジテレビ 火曜日 23:00~

放送日

2023年10月17日

あらすじ

01 | ストーリー | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓
時をかけるな、恋人たち - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

基本情報

原作

ありません

脚本

上田 誠(ヨーロッパ企画)

キャスト

主人公

常盤廻(吉岡里帆)
広告代理店のアートディレクター。
井浦翔(永山瑛太)
未来からやってきたタイムパトロール隊員。

タイムパトロール隊

天野りおん(伊藤万理華)
パトロール基地のオペレーター。
八丁堀惣介(シソンヌじろう)[2]
メカニック担当。
和井内秀峰(石田剛太)
隊長。

相関図はコチラ↓

キャスト&スタッフ | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

感想

パターン

初回も面白かったのですが、「未来人が令和にやってきて、過去人と交流するというだけで連続ドラマが作れるのだろうか?」と思っていました。

第2話を観た限り私の心配は杞憂に終わりそうです。
第2話は23世紀人同士が令和に駆け落ちしてくるというストーリーでした。
主人公の特技「辻褄合わせ」を発揮するために、今後はさらに複雑な時空の往来が生じるかもしれないですね。
「駆け落ちするなら空間的にしろ」っていう真っ当な意見も面白かったです。

男女の相性とは

今回のテーマは男女の相性です。
AIにより相性を判定することが一般的になった未来では結婚相手も相性スコアで決定されます。
判断要素の一つに年齢差も含まれていることが今回のストーリーのポイントでもあります。

自由に恋愛することが出来ず、相性が良いとされる人と結ばれる世界は管理社会でもありディストピアですね。

常盤廻(吉岡里帆)と井浦翔(永山瑛太)の過去

さて、常盤廻(吉岡里帆)と井浦翔(永山瑛太)の過去も少しずつ明らかになります。
本筋のストーリーとして任務を遂行する傍ら、彼らの恋愛の経緯や乗り越えるべき壁が示されます。
彼ら二人は生きている時代が異なるのでスコアはゼロ、それどころか廻の記憶は消される運命になります。
彼らがこの不可避に見える未依頼をどのように乗り越えるのか今から気になりますね。

ギャグ

このドラマの笑いは定番のパターンで成り立っています。
一つは未来人の癖に令和の世の中に詳しいというギャグです。
樹木希林とおのののか、オフィスカジュアルなんかがそれにあたります。
もう一つは未来人の生態に関する面白要素です。
未来人はゼリーを食べがちとか、未来人の探し方が単なる検索であるとかですね。

片言の日本語を喋る外国人が妙なことに詳しいと面白く感じるのと基本は一緒だと思います。
外国人役として片言の日本語を喋らせるのは問題だけど、未来人なら問題ないというのは発明ですね(厳密にはやっぱり問題かも)。

タイムラグ製法

今回の駆け落ちの原因は二人の年の差でした。
仮に少年が大人になるまで10年待ったとしても、教師の方も10年歳をとるのでその差は縮みません。
これは未来の世界が年の差を加味するスコアで支配されていることを前提とした理屈なので、ちょっと変な感じはしますね。

まぁ、就労支援の観点から10年未来へと送り出すことを認める柔軟性は面白かったです。

おわりに

『ある日どこかで』っていう映画がこんな感じのお話だったような気がします。

30分で終わるという多少物足りない感じが上品で良いです。

 

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