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ゆりあ先生の赤い糸【第1話感想】第2話以降が面白くなりそう

 

 

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菅野美穂さん出演ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』第1話が放送されました。突然夫が倒れ意識不明となったことで、夫の知らない面が次々と露見し、ゆりあがすべてを包み込むというお話のようですが、第1話はまだイントロの途中といった感じでした。

 

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ朝日 木曜日 21:00~

放送日

2023年10月19日

あらすじ

第1話<初回拡大スペシャル>|ストーリー|木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓
ゆりあ先生の赤い糸 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

基本情報

原作

入江 喜和『ゆりあ先生の赤い糸』

 

脚本

橋部 敦子

キャスト

伊沢ゆりあ(菅野美穂)
刺繡教室の先生。
箭内稟久(鈴鹿央士)
吾良が倒れた際に一緒にいた彼氏。
伴優弥(木戸大聖)
便利屋。
小山田みちる(松岡茉優)
吾良の彼女。2人の女の子の母親。
伊沢吾良(田中哲司)
ゆりあの夫。小説家。意識不明状態となる。

泉川蘭(吉瀬美智子)
ゆりあの姉。18歳年下の相手と不倫している。
伊沢志生里(宮澤エマ)
吾良の妹。
伊沢節子(三田佳子)
吾良の母。
前田有香(志田未来)
吾良の主治医。

相関図はコチラ↓
相関図・キャスト|木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

 

感想

第1話を観た感じ

第1話を観た感じは「『コタツがない家』に似ているなぁ」でした。
『コタツがない家』とは現在日本テレビで水曜日に放送中のドラマです。

共通点としては、一家の大黒柱として妻が家族を支えるという点が挙げられます。
家族以外にも自分の親か、夫の両親と義理の姉かの違いはありますが、いろんな人が転がり込んでくるという点も似ているかもしれないです。

ただ、『コタツのない家』は基本的にコメディですし、よくよく考えてみればそれほど似ていません。
そして、回を重ねるごとに両作の差は明確になっていくような気がしています。

はじまり方

赤い糸で刺しゅうをしている最中に夫が倒れたという知らせが舞い込んできて、赤い血が流れる様子などが差し込まれます。
非常におしゃれというか、工夫がされているのですが、映像で見るより文章で読んだ方が面白いです。

ところが…そんな彼女の人生は、夫がホテルで昏倒し、緊急搬送されたことから急展開! 慌てて病院に駆けつけると、意識不明状態となった夫の傍らには、さめざめと泣きながら“恋人”だと名乗る美青年がいて…!?

ゆりあ先生の赤い糸 イントロダクション

夫が死んで愛人が登場するとか、隠し子が発覚するというドラマはよくありますが、意識不明状態でそういったことが発覚するドラマってあまりない気がしますね。
しかも相手が男性ということで、ゆりあは夫の知らない一面を突き付けられてしまいます。

個性的な面々

このドラマの出演者は結構豪華です。
それだけ主人公と周囲の人々の関係性が大切なドラマということなのでしょう。
初回は自分勝手な義理の姉や年老いてこらえがきかない義理の母のことが描かれていました。
視聴者はゆりあの視点で観ているので彼らの身勝手さにいら立ちますが、彼らには彼らなりの事情があるのでしょう。
三田佳子さんの演技は素晴らしかったですね。

本妻と愛人

ライバルが男性という点を除けば、構造自体は良くある話です。
性的には夫は愛人を選んだかもしれないが、最後まで面倒を見るのは妻であるという「本妻の余裕」ですよね。
クソママゴトって言葉も良かったおと思います。

今後

いまのところそれほど目新しさのないドラマですが、やっぱり松岡茉優さんが本格的に絡んでくるようになってからが面白くなるんだと思います。

公式サイトによると、愛人も本妻も全員参加して夫の介護をするようです。
『コタツのない家』が妻が家族を抱え込むドラマであるのに対し、このドラマは実はそれほど一人で抱え込まないのかもしれませんね。

新たな恋も生まれるということで次第に夫は単なる舞台装置になっていくのかもしれません。

おわりに

漫画原作ですし、面白い作品だと思います。
このドラマを好きな人もいっぱいいると思います。
ただ、私が観続けるかは微妙です。

白山乃愛さんはドクターチョコレートの子役さんですね。