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時をかけるな、恋人たち【第1話感想】面白い

 

 

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吉岡里帆さん、永山瑛太さん出演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の第1話が放送されました。ヨーロッパ企画の上田さんが瑛太さん組むのは『サマータイムマシン・ブルース』以来だそうです。程よくギャグが入っていて、観ていて退屈しない作品です。

放送日・あらすじ

放送枠

フジテレビ 火曜日 23:00~

放送日

2023年10月10日

あらすじ

01 | ストーリー | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓
時をかけるな、恋人たち - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

基本情報

原作

ありません

脚本

上田 誠(ヨーロッパ企画)

キャスト

主人公

常盤廻(吉岡里帆)
広告代理店のアートディレクター。
井浦翔(永山瑛太)
未来からやってきたタイムパトロール隊員。

タイムパトロール隊

天野りおん(伊藤万理華)
パトロール基地のオペレーター。
八丁堀惣介(シソンヌじろう)[2]
メカニック担当。
和井内秀峰(石田剛太)
隊長。

相関図はコチラ↓

キャスト&スタッフ | 時をかけるな、恋人たち | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

感想

上田誠脚本

本作の脚本を担当されているのは、劇団ヨーロッパ企画を主宰する上田誠さんです。
舞台にとどまらず、映画やドラマなど映像作品でも活躍されていて代表作に、

『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)
『曲がれ!スプーン』(2009年)
『前田建設ファンタジー営業部』(2020年)
『ドロステのはてで僕ら』(2020年)

などがあります。

ドラマで言うと、
『魔法のリノベ』
が記憶に新しいですね。

永山瑛太さんとは『サマータイムマシン・ブルース』以来らしいですよ。

『サマータイムマシン・ブルース』をご覧になった方は分かる通り、上田氏は時間を取り扱うのが非常にうまいです。
『ドロステのはてで僕ら』は難解なパズルのような作品でした。

映像作品であっても限られた空間で完結するのも特徴かも。

本作の感想

時間を行き来する作品はこの世に無数にあります。
『ドラえもん』は当然として、本作のタイトルの元ネタである『時をかける少女』や『素敵な選タクシー』なんていう作品もありました。

でも、どちらかというと違法なタイムトラベラーの記憶を消す感じが『メンインブラック』に近い感じがしました。

主人公の常盤廻(吉岡里帆)は一線を越えることにいつも二の足を踏み、その結果公開を背負って生きている人物です。
いまのところ「辻褄を合わせるのが得意」という設定はよくわかりませんが、未来を変えるとか、運命を切り開くといった主人公の成長が見られそうですね。

ギャグ

結構細かくタイムトラベルギャグが入れらえています。
まず、違法なタイムトラベルの手段がキックボードだというのが面白いですね。

「恋に落ちたい」主人公が突如開いた穴に落ちるとか、夢かどうかを確認するだけのつもりが再び引き戻されるとか、笑えました。

特に「やっぱり夢だったのね」からの穴に落ちる展開はベタですけど笑っちゃうんですよね。

柚子胡椒キャラメルが未来に存在しないというのも「道の駅で売っている」とか「誰も買わない」という毒舌ギャグであるだけでなく、その後の綿谷ジュンの話の伏線にもなっています。

そもそも「歴史を改変してはならない」という鉄のおきての間隙をついて恋を実らせるという設定自体がギャグですよね。

時空を超えた恋

設定こそ未来になっていますが、古い音源を探してその時代に想いを馳せるという行為は今でも普通に行われています。
かなり身近な話題なんですよね。

綿谷ジュンを演じていたのが実際の歌手の方だったこともあり、歌に説得力がありましたね。

吉澤嘉代子 オフィシャルサイト (yoshizawakayoko.com)

おわりに

初回はストーリー自体はベタなものでしたが、30分でサクッと終るし観やすかったです。ギャグの感じもいい意味で面白すぎず、23時のドラマとしてはちょうどいいと思いました。