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6秒間の軌跡第2話感想

 

 

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放送日・あらすじ

放送日

2023年1月21日(土)23:30〜 テレビ朝日系列で放送

あらすじ

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キャスト|土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

 

感想

住み込み

ひかりは星太郎(高橋一生)の煙火店で住み込みで働きたいと申し出ます。

昨年のドラマ『きみの花になる』でも本田翼さんは住み込みで働いていました。なんとなくそんな雰囲気があるんですかね?

本田翼さん

本田翼さんがドラマに出演するとその演技について酷評する意見がネット上で飛び交うことが多いのですが、少なくともこのドラマの本田翼さんはうまいと思います。掴みどころのない不思議な感じを好演しています。過去一じゃないですかね。

花火を覚えていない

ひかりは自分で打ち上げた花火がどんなのだったか覚えていないといいます。職人である星太郎はこの言葉にショックを受けていましたが、確かに自分を振り返ってみても昨年の花火大会ですら思い出せません。というより最初から気に留めていなかったかも。この言葉はのちに意味を持ってきます。

あってもなくてもどっちでもいいもの

ひかりが煙火店で働くことを決めた理由が毎日同じことの繰り返しの人生にうんざりしたことでした。ある時あってもなくてもどっちでもいいものを捨ててみると身の回りのものすべて無くなり、仕事や彼氏も大切ではないことに気付いてしまいます。コンマリもびっくりの断捨離で身軽になった彼女が見つけた1枚の花火のチラシ、花火を見るという行為は彼女にとってかけがえのない体験だったんですね。「花火を覚えていない」という一見不遜な言葉も、「だけどその体験は格別だった」という続きがあったんです。『星の王子様』みたいな話です。

星太郎の23年間

星太郎の境遇はひかりと似ています。花火師になってから23年間ほとんど変化のない日々を送っていたようです。初めて花火を打ち上げた時の観客の完成に感動した体験も遠い昔の出来事になってしまいました。多くの人にとって非日常である花火が彼にとっては日常になっていたんですね。彼もひかりの話を聞いて変化を志すようになっていくようです。個人向けの花火はそれぞれの思いに向き合うわけですから、その一つ一つが特別な意味をもちます。