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本編もさることながら、次回予告が面白すぎました。
放送日・あらすじ
放送日
2023年2月8日（土）23：30～テレビ朝日系列で放送
あらすじ
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6秒間の軌跡～花火師・望月星太郎の憂鬱 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ
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キャスト｜土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡～花火師・望月星太郎の憂鬱』｜テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)
感想
最終回へ向けて
これまで漠然と変化を嫌い過去に囚われた男として描かれていた星太郎（高橋一生）でしたが、ずっと向き合ってこなかった母親との関係が彼が解決すべき問題としてはっきりと示されました。
これから最終回に向けておおむねこの方向で進むのでしょう。
最後は母親のために花火を打ち上げるのかもしれませんね。
ひかりの証言
母親の所在についてひかり（本田翼）が知っていると言い出します。
ひかりが望月煙火店を知るきっかけとなったちらしを見つけたのが星太郎の母親らしき人が働く喫茶店だった、というのはシンプルだけどいい設定だと思います。
なぜなら唐突に思えたひかりの登場をある程度補完する内容だし、父親が母親のもとを訪ねていて関係も悪くないことを示唆いているからです。
ただ、ひかりが母親の写真を見てみたいと言い出すところは無理矢理に感じました。
たまたま見つけるとかではだめだったのかな？
元カノ登場
クラス会の花火は成功しますが結局顔を出さなかった星太郎。元カノの由紀子に会いたくなかったからだといいます。
最初は母親のことが解決していないのに元カノを登場させるのはどうなのかな？と思いましたが、きれいにまとまっていました。
どうしてフラれたのだろうと心の中にわだかまりがあった星太郎が結婚・妊娠した由紀子を見ておのずとその原因に思い至るという展開が良かったです。
由紀子に「あなたが優柔不断だから」と言わせることもできたでしょうし、おそらくほとんどのドラマはそうするでしょう。
しかしそうしなかったことで、説明的になりすぎていません。
また、今まで大切なことを先送りしてきた星太郎が母親に会おうと自ら決心する流れが自然になってます。
誰かに言われて決めるのと自分で決意するのとでは重みが違いますからね。
母親の写真も元カノの写真もどちらも隠し持っている星太郎も面白いです。
面白すぎる次回予告
次回予告が面白すぎます。
父親が星太郎の生み出した妄想である可能性は前回指摘されていましたが、幽霊と妄想が対峙するなんていう展開を見たことがありません。
普通は二者択一で両立しませんからね。
橋爪功さんが妄想と幽霊の一人二役という前代未聞の設定をどう演じるのか気になります。
まとめ
今まで謎の多かったひかりの登場理由や父親の幽霊、母親の所在などいろんなことが解決にむかう重要な回でした。
舞台が山梨県の塩山だってこともわかったし、ストーリーの解像度があがった気がします。
あとわからないのは謎の少年ぐらいですかね？
とにかくクレイジーな展開が予想される次回は見逃せません。
