本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています(詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください)。
放送日・あらすじ
放送日
2023年3月18日(土)23:30~テレビ朝日系列で放送
あらすじ
現在の配信状況はこちらを参考にしてください↓
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ
相関図はコチラ↓
キャスト|土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)
感想
星太郎の将来
前回、星太郎がやり遂げなけれならなかった母との再会を果たしてしまったので今回は星太郎がこれからどう生きるかというテーマが突如として登場しました。
とはいっても、星太郎が今更別の人生を歩むとも考えにくいし、花火師であることに疑問を抱いているわけでもないので、わかりにくいですよね。
ひかりとの喧嘩
元カレのお見舞いに行くべきかをめぐってひかりと星太郎は喧嘩します。
「会ってあげたほうが良いんじゃないの」と簡単な二択を間違えてしまうのが星太郎らしいところです。
ひかりに対して無関心なわけではなく相手が重傷であるというところ過大に評価しているために選択を誤っているんです。
ここでは女の人に言い返すことができたことで星太郎の成長が描かれます。
思えば第1話でひかりが花火を見て鼻で笑ったところからこのドラマは始まりました。
こういう変化球で成長を描くあたりがこのドラマの面白いところですね。
ただ、星太郎がそういう言い返せないような人物だったかどうかは疑問です。
理由はいらない
何をするにもやらない理由を探していた星太郎が花火を理由なく打ち上げるというのはかなりの成長です。
人を思うことに理由なんていらないんですね。
父や母と出会い直したことで星太郎の世界は広がったようです。
花火を見上げる街の人々が登場したのが印象的でした。
「お客さんが気付かないようなちょっとした色合いの違いにとことんこだわるような花火師になりたい」という将来像は花火師に限らず職人の神髄みたいな考え方ですね。
傍目から見れば星太郎はこれからもずっと変化のない日常を送っていくのでしょう。
でも心の中で理想の花火を目指していれば、それは星太郎にとって変化にとんだ毎日になります。
終わり方
普通ならここで父親が成仏して終わりなのですがそうはなりませんでした。
リモコンをめぐるくだらない日常のやり取りから、『蒲田行進曲』方式といいますか、メタな終わり方に持っていきます。
単純に完結させるのは嫌だったんですかね?
まとめ
前回でストーリー的にはほぼ終わっていたので、結構難解な最終回になりました。