大病院占拠第５話感想 - ３０インチで観ています。

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放送日・あらすじ

2023年2月11日（土）22:00〜日本テレビ系列で放送

冷凍庫の中にいることで１時間という制限時間が設けられたタイムリミットサスペンスになってました。

映像からわかる細かな情報から場所を特定するのが基本的なルールです。前回は写真から日時を特定していたので同じような感じです。しかし今回は「実は冷凍庫ではなく冷凍トラックで対象が動いている」という裏をかいた仕掛け一つ加わっているので、今回の方が完成度が高いと思います。

音から特定するというのは『ボイス』っぽかったですね。

ちなみに「通りゃんせ」などの音楽が流れてくる信号機をメロディ式といい、全国的に台数が減っているらしいですよ。

娘の救出の陰で佐渡の手術が行われました。手術のアシスタントが必要ということで淡路という警官が派遣されたのですが、その正体を知り鬼が怒るんです。でも普通に考えて民間の看護師が危険なテロリストのところへ突然真夜中に派遣されることはないだろうと思うんです。基本的に警察官か自衛官じゃないですか？

鬼としてもその可能性は考えつくことだし、仮にそうであったとしてもそれほど問題ないはずです。ちょっと納得がいかないですね。

探知機を予測し、盗聴器を二つ仕掛け、一つは輸血袋の中に仕込ませるというアイデアは、実際に聞こえるかという問題は置いておいても、隠し場所として面白かったです。

これで裏切り者が警察内部にいることが判明しました。消去法で行くと情報分析官のどちらかっぽいんだけど、それだと普通なのでまだ登場していない人かも。

今回大きな進展があったのは鬼全員が仮面を外したことです。驚くことに第１話放送時点でSNS上では鬼の正体が特定されていました。わずかなヒントから候補者を割り出す集合知はすごいですね。

どうやら鬼たちは家族や大切な人を失った人たちが集まって形成された組織のようです。彼らは真実を暴くという共通目的は持っていますが、その手段としてどこまで許容するかで温度差があります。今回は同士討ち寸前まで緊張感気に陥りました。

でも彼らは爆弾を使っているんですよね。武蔵が不死身だからよかったですが、すでに死者が出ていてもおかしくないんですよ。

武蔵は結果的に院長の疑惑のホテルに誘導されていたそうです。でも娘が一人で街に飛び出したのも、人質が撃たれたのも完全なアクシデントなので、ちょっと無理があります。もちろんどんな形であれ武蔵の娘は誘拐する予定だったのかもしれませんが。