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100万回言えばよかった第5話感想

 

 

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このドラマも折り返しを迎え、事件の真相も直木と悠依の関係も大きく進展した回でしたね。これまでで一番面白かったです。

放送日・あらすじ

放送日

2023年2月10日(金)22:00〜TBS系列で放送

あらすじ

www.tbs.co.jp

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相関図|TBSテレビ 金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』

 

 

感想

このドラマの悪い癖

このドラマは予告編で視聴者を欺く手法・いわゆる予告編詐欺を多用してきます。前回、直木(佐藤健)がもがき苦しむところで終了しましたが、結局何も起きず時間が経てば回復していました。こういうことをやればやるほど信用できなくなるし「どうせ何も起きないんでしょ」っていう否定的な感情が生まれてしまうので程々にして欲しいですね。

コッチこないでよ。

今回は直木の事件の輪郭がぼんやりと浮かんできました。

悠依が莉桜(香里奈)と殺害された涼香の三人で遊園地に行ったことがあったのにもかかわらず覚えていなかったのは最後に喧嘩をしたからだったんですね。暗い思い出、理解できないけど不穏な思い出には蓋をしてしまうのはよくあることのように思います。

 

莉桜は当時もそして今も悠依を巻き込まないように行動しています。多分悪い人ではないのでしょう。でも事件を解決するには莉桜の暗い過去も暴かなければならない、今後この葛藤が大きな見どころになるでしょう。

大人になったら同じ景色が違うものに見えるという演出はうまいです。大人が見れば一発で売春だってわかりますが子供にはわからないんです。

にしてもあの運転手は英介(荒川良々)にしか見えないです。

そういえば配達員に変装していた謎の男、彼も彼のいた洋菓子教室も謎だらけでした。

デート

悠依と魚住(松山ケンイチ)と直木は捜査も兼ねて遊園地にデートに出かけました。

クイズ大会に参加する流れは案外よくできていました。

ちなみに景品が空気清浄機だったのはエアドッグがスポンサーだからだと思います。

直木と悠依が全く意思の疎通ができていないということがフリになっていて、後でイニシャルのネックレスで「実は二人は通じ合っていました」と回収しています。

別れの予感

直木はこのままでは悠依にいつまでも未練を持ち続けさせ、縛り付けてしまうのではないか?と疑問を持ち別れを意識し始めます。悠依は拒否していますが、遺体も見つかってもう会えないことは決まっているのにこのままの関係が続くはずもありませんよね。

このドラマは最終話に向けて二人の2度目の別れを描いていくことになるでしょう。

 

魚住に悠依を託すこともあるだろうし、奇跡が起きて直木の姿を一度だけ見られるかもしれません。これこそ見たかった展開ですからようやくドラマが動き出した感じがします。