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放送日・あらすじ
放送日
2023年1月29日21:00~TBS系列で放送
あらすじ
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相関図|TBSテレビ 日曜劇場『Get Ready!』
感想
内通者
過去に仮面ドクターズの扱った患者の多くは千代田医科大学付属病院の患者でした。これは病院内に助からない患者の情報を仮面ドクターズに流しているものが存在するという意味でしょう。普通に考えたら剣持(鹿賀丈史)です。病院長という社会的地位のあるものが仮面ドクターズの協力者だったというのでなければ意味がないですからね。
天才彫刻家
今回の患者は天才彫刻家の洋子(美村里江)です。彼女は手の施しようがない脳腫瘍が原因で余命6か月と診断されました。仮面ドクターズの腕をもってすれば腫瘍の摘出自体は可能ですが、ある問題が発生します。それが彼女の彫刻家としての才能はまさしく摘出しようとしている腫瘍の影響により開花したもので、それを取り除くと才能まで失われてしまうんです。
洋子は命か才能かという究極の選択を迫られたわけですが、これは現実社会にもある話だと思います。ちょっと違いますけどQOLとか安楽死とか、長く生きるだけが正しいわけではないという価値観もありますし。
大抵こういう医療ドラマって命の尊さを訴えるものなので、命を選択するのが定石ですが、このドラマは裏をかいて才能を選びましたね。それはそれでいいんですけど「そうだろうな」って感じがして意外だとは思いませんでした。天秤の片側にのっているおもりが明らかに重いんですよ。
あの彫刻は本物の彫刻家・大森曉生氏の作品のようです。
あれはバビルサという動物で自らの牙が刺さって死ぬ運命にあるといわれているそうです。
クイーンの過去
クイーン(松下奈緒)の過去も明かされました。質の高い人工ダイヤの製法を確立し命を狙われたため、エースに顔を変えてもらったそうです。洋子とは逆の選択をしたんですね。彼女はすべてを失ったことを後悔する時が来たとしても自分で決めたことなので納得はできると言ってました。個人的にはあんまり好きな言葉ではないですね。理性を万能視しすぎているような感じがするんですよね。
あと単純にダイヤの製法を一般公開してしまえば命は狙われなくなるんじゃないかな?とも思いました。報復されるかもしれないですけど。