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6秒間の軌跡第1話感想

 

 

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放送日・あらすじ

放送日

2023年1月14日(土)23:30〜 テレビ朝日系列で放送

あらすじ

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6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

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キャスト|土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

 

感想

時代性

コロナ禍の2023年現在、各地の花火大会は中止され、花火業界は苦境に立たされています。
このドラマはそんな花火工場を舞台にしています。
これは今このタイミングで描かなければならない時代を反映した題材だと思います。
そういうものに目を向けているあたりが好感を持てます。

会話劇

会話のやり取り自体はめちゃくちゃ面白いことを言っているわけではないのですが、とにかく間合いが良くて聞いていて心地よいです。
深夜に見るにはぴったりのドラマですね。
高橋一生さんの驚き方も志村けんさんみたいでした。

本田翼さんもとらえどころのない正体不明な感じが役にあっています。
花火を見て鼻で笑うという行為はかなり失礼な行動ですが、本田翼さんの持っている雰囲気で中和されているように感じます。
もし本田翼さん以外がこの役を演じていたら、少し邪悪なニュアンスが入ってしまっていたのではないでしょうか。

「すまん」

父親が死に際に言い残した「すまん」という言葉は何に対しての謝罪なのか?がこのドラマのメインテーマのようですね。

父が死んでから半年経ったというのに部屋の様子には大きな変化がなく、また字幕などが挟み込まれることもなくシームレスにつなげられているため、視聴者は説明されるまで半年経ったということがわからないようになってます。
星太郎の時間は半年間止まったままだったということなのでしょう。
その止まった時間が父の残した個人向け花火のチラシを持ってきたひかりの登場によって再び動き出すんですね。