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櫻井翔さん出演ドラマ『新空港占拠』第5話が放送されました。前回に引き続き画面上では慌ただしく様々なことが起こりますが、実はそれほど進展しておらず新鮮味に欠けます。一方でよく練られた設定も見受けられ後半に向けて楽しみになってきました。
放送日・あらすじ
放送枠
日本テレビ 土曜日 22:00~
放送日
2024年2月10日
公式サイト
基本情報
原作
ありません
脚本
福田哲平
キャスト
武蔵三郎(櫻井翔)
武蔵裕子(比嘉愛未)
武蔵えみり(吉田帆乃華)
和泉さくら(ソニン)
岩槻澪(白石聖)
川越和夫(片桐仁)
本庄杏(瀧内公美)
武蔵二葉(奥貫薫)
天童美香(黒沢あすか)
宇和島健介(濱津隆之)
久留米勝利(長田成哉)
白河巌(俵木藤汰)
米沢秀夫(富川一人)
庭瀬美月(結城モエ)
壬生正雄(手塚とおる)
正体不明の謎の男(ジェシー)
相関図はコチラ↓
感想
同時進行
前回と同じく複数のことが同時並行で進行しています。
ざっと並べると
- 武蔵の妻・裕子の逃亡
- はめられた和泉指揮官の無実の証明
- 人質たちの仲間割れ
- 無謀な突入計画
ですね。
でも、裕子のシーンは息をひそめる、追手が通り過ぎるの繰り返しです。
毒をめぐる仲間割れも前回やっています。
和泉が途中で指揮権を奪われ、強硬派が突入し罠にかかるという展開もシーズン1でやっています。
なので画面が慌ただしいわりに新鮮味がないんですよね。
良かった点
展開が理にかなっているのが本作がシーズン1よりよくなった点であり、今回もその点はよかったです。
例えば、人質同士が解毒薬をめぐり争う際に、「これが本当に解毒薬なのか?」と疑い試しに打ってみるという展開を入れたことで説得力が増しました。
また、くじ引きで決めるとしてもその順番をめぐってさらに争いがおこるのもありそうなことです。
くじを引く順番でアタリを引く確率は変わる? | 数学の面白いこと・役に立つことをまとめたサイト
突入班がレーザーによるセンサーに気を取られ、原始的な仕掛けに引っかかるというのもうかつだけど悪くはないです。
「相手が悪かったな」「相手があんたでよかった」というやり取りもよかったと思います。
でも、あのパイロットは不倫はしていますが、それだけですし、最後の一人に残ったらあああいう行動に出るのは仕方ない面もあります。
それを「一番最低な人間」というのはちょっとなぁとは思いました。
フェイク動画
現実にフェイク動画は作られていますし、今後ますますそのクオリティは上がっていくでしょう。
でも、それをドラマの世界に持ち込むのは難しいですよね。
何でもありになってしまいます。
獣たちの目的と正体
獣たちは空港建設に反対する団体の関係者のようです。
「山猫により団体メンバーが殺害され、その罪をほかのメンバーに着せられたことで空港建設反対運動が沈静化してしまった」その無念を晴らし真実を明らかにすることが彼らの目的のようです。
これは結構よく考えられた設定だと思います。
時代こそ異なりますが、浅間山荘の事件など運動が過激化する中で世論の支持を失った事例というのは過去にあります。
百首という名前からは百里基地を若干連想します。関係ないかもしれないですけどね。
彼らの目的は事件関係者の正体を暴くとともに、嘘によって簡単に操作される世論に対して警鐘を鳴らすことにもあるのでしょう。
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武蔵との関係
武蔵の失踪した兄の話も何か関わりがあるようですね。
姉がまだ人質の中にいるので、姉の噓が暴かれる形でその真相が明らかにされるのではないかと思います。
裕子が「俺の愛する人を殺した」というのは何でしょうね?
彼女は医師なので医療ミスの可能性やトリアージなどのやむを得ない事情、あるいは単なる逆恨みの場合だってあり得ますね。
彼女の件や、あの男の正体がどのように獣と関わってくるのかも気になります。
おわりに
獣の仮面がすべて外され、キャストが明かされました。
前回もそうでしたが、SNS上では第1話の段階で的中させている方が相当数おられます。
凄いですよね。なんでわかるんだろうなぁ。