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きのう何食べた? season2 【第3話感想】

 

 

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西島秀俊さん、内野聖陽さん出演ドラマ『きのう何食べた? season2』第3話が放送されました。今回の変化は親の墓でした。両親の死を意識するようになって、コロナ禍で体感したように彼ら自身も必ずしも将来が見通せるわけではないことや、支えてくれる人々が限られているという状況も描かれています。

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ東京 金曜日 24:12~

放送日

2023年10月20日

あらすじ

きのう何食べた?season2 西島秀俊×内野聖陽(テレビ東京、2023/10/20 24:22 OA)の番組情報ページ | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式) (tv-tokyo.co.jp)

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓

きのう何食べた? season2 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

基本情報

原作

よしながふみ『きのう何食べた?』

 

脚本

安達奈緒子

キャスト

筧史朗(西島秀俊)
矢吹賢二(内野聖陽)
小日向大策(山本耕史)
井上航(磯村勇斗)

詳しくはコチラ↓
キャスト | 【ドラマ24】きのう何食べた? season2 | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式) (tv-tokyo.co.jp)

感想

ハロウィン

さて今回は小日向と航に招かれハロウィンパーティーに参加します。
私は初回を観た段階では、シーズン2を視聴するにあたってシーズン1を観ておく必要は無いと思っていましたが、やっぱり観ておいた方がよさそうです。
というのも、思ったより説明がないんですね。

小日向と航の人物説明がないことに加えて、指輪の件もシーズン1を観ていないと理解できません。
さらに、史朗の両親の件はスペシャル版を観ていないと(劇場版だっけ?)分かりません。
ただ、比較的後者については説明がされていたので、「劇場版などは観ていなくてもシーズン1は観ている」という前提で制作しているのかもしれません。

小日向と航の馴れ初め

小日向と航の馴れ初めが発覚しました。
当時12歳の航と恋愛関係になったというのは結構衝撃的ですね。

家族にも理解されるとは限らず、孤独に陥りやすいという彼らの生き辛さの一端が垣間見えました。

ただ、史朗と賢二の関心は小日向が航を「ジルベール」と呼んでいる謎に向けられていました。
深刻な話題であってもそこまで暗くならないのがこのドラマの魅力です。

 

両親のお墓

さて、「変化」がテーマのシーズン2では両親のお墓の話題の方が大切かもしれません。
遠方にある先祖代々の墓より都市型の室内墓地の方が便利であるというのはよくある話ですね。
親の死やその先にある自分の死をも意識するという変化が史朗の周りで起こりました。

賢二に対する非礼を詫びたいという気持ちはあるものの、招こうとはしない両親、それに強く物申せない史朗、けなげに「繊細な人」と史朗の母親の態度に理解を示す賢二、理屈ではわかっていても越えることができない一線のもどかしさが伝わってきます。

だからこそ、お墓のファミリープランではしゃぐ賢二の様子は楽しくもあり悲しくもありますね。

1人メシ

基本的に料理をするのは史朗の方ですが、賢二もたまに包丁を握ります。
彼の作る料理は決まってハイカロリーで背徳感にあふれるものです。
普段の健康と食費を気に掛ける史朗の料理とは対照的ですね。

今回のかつ丼は映像からも丼の重さが伝わってくるようなボリュームでした。

おわりに

周囲や彼ら自身が変化していくのは分かるんですけど、今のところは前シーズンのキャストを少しずつ登場させているだけ、って感じがします。