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春になったら【第7話感想】

 

 

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木梨憲武さん、奈緒さん出演ドラマ『春になったら』第7話が放送されました。雅彦のために自分を犠牲にしていた瞳が再び自分の幸せに向き合う回となっています。個人的にはプロポーズ前後の展開が好きではありませんが、このドラマの一つのクライマックスを迎えたように思います。

 

放送日・あらすじ

放送枠

フジテレビ 月曜日 22:00~

放送日

2024年2月26日

公式サイト

春になったら | 関西テレビ放送 カンテレ

基本情報

原作

ありません

脚本

福田靖

キャスト

椎名瞳(奈緒)
椎名雅彦(木梨憲武)
岸圭吾(深澤辰哉)
⼤⾥美奈⼦(⾒上愛)
黒沢健(西垣匠)
神尾まき(筒井真理子)
杉村節子(小林聡美)
川上一馬(濱田岳)

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CHART | 春になったら | 関西テレビ放送 カンテレ

感想

プロポーズ

私は基本的にこのドラマが好きなのですが、今回はあまりノレませんでした。
なんといっても、最後のかずまるのプロポーズが個人的には嫌でした。
正直かなり冷めました。

もちろん自分のネタにあわせて、瞳や雅彦の好きなところを発表するという展開が感動を呼ぶことはわかります。

でも、彼は芸人ですよね。
笑わせることが仕事で、そこにプライドを持っている人のはずです。
ミュージシャンではないんです。
なのにやっていることは単なる感動路線になっていて芸人らしさがありません。

百歩譲って例えば彼が抱腹絶倒の爆笑王なら、あの路線もうなずけます。

もしくは彼の引退ライブというのならあれもアリでしょう。

でもこれはかずまるの復帰ライブです。
そこであれはないでしょ。

雅彦が「相変わらずつまんねぇな」とか言ってくれたらちょっとは印象が違ったかも。

弱る父親

放送開始当初はまだ元気そうだった雅彦ですが、かなり体調が悪化しています。
食もかなり細くなり、手足はしびれ、痛みもひどくなっています。

残り4話なので、あと28日程度ですね。
このドラマは父が死ぬまでに娘の結婚を認めるか否かが主題でした。
これから結婚式の準備などが続くのでしょうけど、「結婚を認める」という一番の盛り上がりは終わったことになりますね。
父のやりたいことリストには「タイムカプセルを開ける」という項目が残っていますけど、ほかに何をやるのでしょう?

体調が悪くなれば行動範囲も狭くなりますし、行動自体が制限されてくるでしょう。

父に花嫁姿を見せたいのなら、少しでも元気なうちに四の五の言わずにさっさと結婚式を挙げるべきのような気もしますよね。

自分のために生きる

父の病気が発覚して以降、瞳は自分のことを後回しにして、雅彦の最後の時間に向き合っています。
かずまるも瞳のことを思い芸人を一時辞めていました。
今回は誰かのために自分を犠牲にするという姿勢を脱して、自分のために生きることを再開する回でしたね。
その究極が二人の結婚になるわけです。
お話の構成は非常にまとまっていたように感じました。

おわりに

美奈子の「瞳を見ていて時間は無限じゃないって思った」という発言はかなりきわどいです。
「瞳を見ていると今を大切にしなきゃと思った」ぐらいのほうが良い気がします。