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グレイトギフト【第7話感想】

 

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反町隆史さん出演ドラマ『グレイトギフト』第7話が放送されました。真犯人からギフトに似た「オクトセブン」なる球菌の存在が明かされ、事態の真相に大きく近づきました。「殺人の道具として優れた細菌とは何か?」という設定がしっかりしているため、見ていて「なるほど!」と納得してしまいます。

 

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ朝日 木曜日 21:00~

放送日

2024年2月29日

公式サイト

木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

基本情報

原作

ありません

脚本

黒岩勉

キャスト

藤巻達臣(反町隆史)病理医。
久留米穂希(波瑠)検査技師。
奈良茉莉(小野花梨)穂希の後輩。
伊集院薫( 盛山晋太郎)病理医。
郡司博光(津田健次郎)医師。藤巻の同期。
白鳥稔(佐々木蔵之介)教授。麻帆と琴葉の主治医。
本坊巧(筒井道隆)事務長。病院の経理を担っている。
奥野信二(坂東彌十郎)理事長。政財界にも繋がりがある。
安曇杏梨(倉科カナ)会員制ラウンジ・アルカナムのオーナー
神林育人(尾上松也)
藤巻麻帆(明日海りお)藤巻の妻。元看護師。心臓に重篤な疾患を抱えている。

相関図はコチラ↓

相関図・キャスト|木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

感想

今回のストーリーは「あぁ、そういうことだったのか!」と納得できた部分と、「えっ⁉」っと首をかしげてしまう部分がありましたので順番に振り返ります。

納得できた点1

藤巻(反町隆史)らが手に入れたギフトの性質について新株の「オクトセブン」と比較しながら説明がありました。
ひょっとすると私が聞き漏らしていただけで今までにも説明されていたのかもしれないですが、私はぼんやりと「なんでわざわざ藤巻に培養させるのだろう?」とか「なんで大金払って買うのかな?自分で増やせばいいのに」と思っていたんですよね。

今回明らかになったのはギフトの培養はひとつの培地を用意できれば可能で、オクトセブンに比べると培養が容易であることです。
容易であるとはいっても培地のレシピは藤巻しか知らないので、藤巻の存在価値はあったということですね。
一方でその気になれば培養することは技能があれば誰でも可能らしく、このまま野放図に取引を繰り返しているといずれコピーされるというのもなるほどって感じがします。

殺人の道具として考えた場合、一見非効率とも思える「二つの培地を組み合わせなければならない」という特色がコピー防止に役立つというのは理にかなっていますよね。

これまでもギフトについては様々な設定がありましたが、今回が一番リアルに感じました。

納得できた点2

寮の一室をラボと称して培養を続けるのはいかがなものかとも思いますが、藤巻と久留米が恋人関係だと思われていたほうが出入りがしやすいというのも納得がいきます。
そして、このことが藤巻の婚姻関係にも影響を及ぼしていくというのもよく考えられています。

ただ、郡司の周りの女性関係はあまり興味をひかれませんでした。

納得できない点

久留米が真犯人として浮上しました。
その根拠はいわゆる「秘密の暴露」ですね。
新犯人しか知らないはずの情報を知っていたことが証拠とされるやつです。
テレビドラマでも取り調べのシーンなどでよく登場しますね。

ただ、今回秘密の暴露とされているのは「オクトセブン」を「Oct7」と書いたことなんです。
「オクト」と聞いたときに思いつく単語は「オクトパス」か「オクトーバー」しかありません。
セブンという数字が続いているので、「オクトーバーのことかな?」と考えるのはむしろ自然です。
それが証拠だと言われると弱いですよね。
少なくとも言い逃れが出来てしまいます。
「多少違和感を感じる」とか疑念を持つきっかけになる程度なら全然アリなんですけどね。

今後の予想

おそらく久留米がオクトセブンの開発者であることは本当なのでしょう。
廃棄されたはずのオクトセブンが何者かにより利用されていることを知って、開発者の責任を果たすため明鏡病院に潜入しているのかも。
周囲との交流を断っていたのも自分の正体が露見しないように配慮していたからなのでしょう。

久留米が犯人の正体を知っているのか?逆に犯人は久留米のことを知っているのか?気になることがまだまだ残されています。

おわりに

次回第8話が最終章ということは第9話が最終回なのかな?
真犯人が判明し、白鳥たちが逮捕され、一件落着という感じですかね?