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グレイトギフト【第4話感想】

 

 

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反町隆史さん出演ドラマ『グレイトギフト』第4話が放送されました。私が真犯人だと予想していた本坊事務長(筒井道隆)が単なる小物であることが発覚し、ちょっと残念です。常に培養を繰り返さなければならないというギフトの弱点もわかり欲望渦巻く人間関係が描かれています。

 

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ朝日 木曜日 21:00~

放送日

2024年2月8日

公式サイト

木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

基本情報

原作

ありません

脚本

黒岩勉

キャスト

藤巻達臣(反町隆史)病理医。
久留米穂希(波瑠)検査技師。
奈良茉莉(小野花梨)穂希の後輩。
伊集院薫( 盛山晋太郎)病理医。
郡司博光(津田健次郎)医師。藤巻の同期。
白鳥稔(佐々木蔵之介)教授。麻帆と琴葉の主治医。
本坊巧(筒井道隆)事務長。病院の経理を担っている。
奥野信二(坂東彌十郎)理事長。政財界にも繋がりがある。
安曇杏梨(倉科カナ)会員制ラウンジ・アルカナムのオーナー
神林育人(尾上松也)
藤巻麻帆(明日海りお)藤巻の妻。元看護師。心臓に重篤な疾患を抱えている。

相関図はコチラ↓

相関図・キャスト|木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

感想

久留米(波瑠)

日本のドラマってこういうキャラクターを多用しますよね。
「まじめだけど協調性がなく常識に欠けたロボットみたいな若い女性」は日本テレビ系のドラマを中心によく登場します。
本作の久留米もロボットとまでは言いませんが、変り者として描かれています。

私はこういうタイプのキャラクターがあまり好きではなくて冷めちゃうんです。
同じミステリアスな女性を描くにしてもアメリカのドラマに登場するキャラクターとは違っていて、実在感がないんですよね。

居酒屋

テレビ朝日のドラマでは居酒屋で事件を振り返るというのがルーティーン化しています。
もはや伝統といってもいいのではないかと思うぐらいです。

本作でも居酒屋で藤巻と久留米が事件を振り返っていました。
まぁ、事件関係者の店ですし、わかりやすいですし、目くじらを立てるほどのことでもないですね。

それに、藤巻が食べ物に興味がないという会話が後に登場する妻とのプリンをめぐるやり取りの前振りになっていたし、それなりに意味のあるシーンだったと思います。

「明日からゼリーにするよ」っていう何も理解していないことを一言で表現するセリフは面白かったですね。
徒労感が伝わってきました。

5つの事件

すでに発生した5件の事件のうち最初の2つの実行犯が誰なのか?がしばらく問題になってきそうです。
特に政財界の重鎮でもないのにギフトで亡くなった安田さんがなぜ殺されたのかが大きなカギになってきそうです。

特効薬の開発などギフトの根本解決にも着手しているようですが、このドラマは「万能の殺人兵器を手に入れた人間の破滅」を描く方に注力しているので、こちらはそれほど進みません。
毎回少しずつギフトの持つ特性が明らかになり、その特性に関連した事件が起こる感じになるのでしょう。

今回はギフトが2週間という短いサイクルで死滅してしまうという特性が明らかになっていました。

3つの事件

そんな中、新たに3つの事件が病院外で発生しました。
私は本坊が真犯人だと思っていたので、500万円でギフトを横流しをしてしまう彼にはちょっとがっかりです。

合鍵を持っている人間は本坊しかいないので、盗まれた段階で本坊の犯行であることは確定です。
本坊自身も露見することは分かったうえで盗んでいました。

この悪びれない大胆さと小物な動機のミスマッチが面白かったです。

藤巻が郡司にギフトを提供したことで妻を危険に晒すことになっています。
藤巻は妻との関係修復を望んでいるようで、彼女の命を救うために危険を冒しているのですが、一方でこういうこともしていて、何がしたいのかよくわかりません。

おわりに

理事長が私腹を肥やしていた資金で最新機材を導入し、人員を補充したというのはさすがに無理があります。
殺人球菌ギフトがもっと際立つように、そのほかの設定は極力リアルにしてほしいです。