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グレイトギフト【第6話感想】

 

 

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反町隆史さん出演ドラマ『グレイトギフト』第6話が放送されました。妻が退院し、離婚届にサインしたことでギフトにかかわり続ける理由もなくなった藤巻ですが、医師としての正義感から事件を終結させようと奔走します。ギフトの開発者も登場し、大事な局面を迎えました。

 

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ朝日 木曜日 21:00~

放送日

2024年2月22日

公式サイト

木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

基本情報

原作

ありません

脚本

黒岩勉

キャスト

藤巻達臣(反町隆史)病理医。
久留米穂希(波瑠)検査技師。
奈良茉莉(小野花梨)穂希の後輩。
伊集院薫( 盛山晋太郎)病理医。
郡司博光(津田健次郎)医師。藤巻の同期。
白鳥稔(佐々木蔵之介)教授。麻帆と琴葉の主治医。
本坊巧(筒井道隆)事務長。病院の経理を担っている。
奥野信二(坂東彌十郎)理事長。政財界にも繋がりがある。
安曇杏梨(倉科カナ)会員制ラウンジ・アルカナムのオーナー
神林育人(尾上松也)
藤巻麻帆(明日海りお)藤巻の妻。元看護師。心臓に重篤な疾患を抱えている。

相関図はコチラ↓

相関図・キャスト|木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

感想

捨て駒

これまで藤巻の存在意義はよくわかりませんでした。
なぜならギフトの培養なら藤巻ではなくても可能だからです。
多忙な郡司や白鳥と違って藤巻には時間に余裕がある、ぐらいなものですよね。
今回妻が退院したことでさらに藤巻が計画にかかわり続ける理由はなくなったわけですが、万が一犯行が露見した時の捨て駒であることが明確になりました。

「ボンクラにはボンクラの使い道がある」とは第3話あたりで郡司が言っていた言葉ですね。

でも、藤巻に忠誠心がないことはテスト済ですし、明らかに怪しい行動をとって厄介な存在になりかけている藤巻を使い続けるのも不思議な感じがしますね。

妻の退院

何も知らない妻が退院しました。大騒ぎしていた藤巻も離婚届に署名しています。
おそらくこの離婚届は提出されないのでしょう。

藤巻が久留米に対して離婚届にサインした理由を「妻を守るため」だと説明していますが、ちょっと変です。

藤巻から離婚を持ち掛けたのなら、この説明はなりたちます。
しかし実際は妻が藤巻に愛想を尽かしたんですよね。

なんかストーカーっぽい怖さを感じました。
こういう微妙なズレが時々見受けられます。

神林の裏切り

殺人に加担し続けることに嫌気のさした藤巻は白鳥が殺人に関わっていることの証拠を集めすべてを終わらせるため神林に真相を打ち明けました。
警察関係者が病院にいる時点でいずれそうなることはわかっていますし、現在第6話ということで白鳥が捕まるわけがないことも容易に想像できます。
そうすると神林が裏切っていることもわかってしまうんですよね。

このドラマの尾上松也さんを見ていると「歌舞伎役者だなぁ」って感じがします。
ほかのドラマではそれほど感じないのですが、なぜなのでしょう?

盗聴器

郡司には鶴下の「白鳥を殺せ」という遺言が伝えられています。
神林には病気の娘がいる一方で、殺人に加担することへの良心の呵責を感じているのでしょう。

白鳥の協力者たちがどこかのタイミングで正義に目覚め白鳥を裏切るのでしょうね。

さて、遂にギフトを最初に病院に持ち込んだ人物が登場しました。
犯人が「ギフト」と言っているということは藤巻らの中にいるということになるのかな?
でも、盗聴器が最初から仕掛けられていたとすれば、ほかの可能性もありそうです。

まぁ、普通に考えれば杏梨か杏梨と手を組んだ人物になるでしょうね。

盗聴器が2個仕掛けられているというのは面白かったです。
確かに二つも仕掛ける意味はありませんし、白鳥の「なにそれ?1個だけだよ」って感じもベタですけど楽しいです。

おわりに

公式サイトに掲載されている第7話のあらすじによると、次回から真犯人編だそうです。
でも、真犯人って言葉が違う気がする。
白鳥が手を下しているのは変わりません。
黒幕編とか真相編の方がニュアンスとしては近いかも。