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グレイトギフト【第5話感想】

 

 

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反町隆史さん出演ドラマ『グレイトギフト』第5話が放送されました。白鳥と郡司の対決が迫る中、道化を演じてしまった藤巻の悲哀が印象的な回でした。ギフトの存在を知る者たちが一堂に会し、第2章へと突入しました。

 

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ朝日 木曜日 21:00~

放送日

2024年2月15日

公式サイト

木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

基本情報

原作

ありません

脚本

黒岩勉

キャスト

藤巻達臣(反町隆史)病理医。
久留米穂希(波瑠)検査技師。
奈良茉莉(小野花梨)穂希の後輩。
伊集院薫( 盛山晋太郎)病理医。
郡司博光(津田健次郎)医師。藤巻の同期。
白鳥稔(佐々木蔵之介)教授。麻帆と琴葉の主治医。
本坊巧(筒井道隆)事務長。病院の経理を担っている。
奥野信二(坂東彌十郎)理事長。政財界にも繋がりがある。
安曇杏梨(倉科カナ)会員制ラウンジ・アルカナムのオーナー
神林育人(尾上松也)
藤巻麻帆(明日海りお)藤巻の妻。元看護師。心臓に重篤な疾患を抱えている。

相関図はコチラ↓

相関図・キャスト|木曜ドラマ『グレイトギフト』|テレビ朝日

感想

捜査の手

徐々にたがが外れてきたようで、ギフトによる殺害のペースが早くなっています。

いくらギフトが心不全に見せかけられる魔法のウイルスだとしても、似たような例が複数見つかれば疑いは増してきます。

今回は同じ場所で二人同時に亡くなるという事態も招いていますし、注射針の跡が残るケースも出てしまいました。

決定的な証拠はないとはいえ、犯人や事件の真相はいずれ露見するのでしょう。

白鳥と郡司

ギフトを手に入れた郡司が白鳥の殺害を企てるというのが、第5話の大きな流れです。面従腹背を続ける郡司とそれに気づく白鳥、どちらにつくのか決断を迫られる藤巻という構図は面白いのですが、郡司と白鳥にそれほど人間的な差がないのであまり面白くないんですよね。
また、ギフトが万能すぎて飲み物に混ぜるだけでいつでも簡単に殺害できてしまうんですよね。
心理戦にはなりにくいです。

郡司の不倫相手

暴走する郡司に対抗する手段として、「不倫をばらす」という手段を使いました。
このシーンは面白かったです。
それほど効果的とも思えない脅しなのに妙に動揺する郡司を見て、最初は図に乗る藤巻でしたが、見ている側には「あれ?」っていう違和感が残るんですよね。

病室で郡司を迎える麻帆(明日海りお)の様子を見て、「あぁ、そういうことか」って時間差でわかるようになっています。

自分の妻の不倫相手であることを知らずに、不倫を使って脅迫するという滑稽さもありますし、郡司のみせた表情の意味が分かる楽しさもあります。

それにしても、藤巻は妻を愛しているのかいないのかよくわからないですね。
「人間に対して関心がない」と言われてしまう藤巻はおそらく仕事人間で家庭を顧みなかったのでしょう。
ただ、妻を愛していないわけではなく、少なくともギフトが飛び交うようになってからは妻を守るために行動していました。
本人も愛しているのかどうか自分の気持ちを整理できておらず、自分でも驚くほどに取り乱してしまったのでしょう。

第2章へ

第五話という折り返し地点を迎え自体が大きく展開しました。
対立しているはずの郡司と白鳥が仲間であったことが発覚しました。
それどころか、本坊や杏梨、さらには久留米までもが白鳥の仲間であることが明かされます。
ギフトの存在を知っているものはすべて仲間だったことになりますね。
いつから仲間になっていたのか?目的は何なのか?
詳しいことは次回明かされるのでしょうが、これをきっかけに第2章へと入っていくことになりそうです。

おわりに

「砂糖とミルクありありで。ギフトはなしで。」とか「これが最後の晩餐ですね」など、面白いセリフもたくさんありました。