30インチで観ています。

映画やテレビドラマの感想を書いています

TOKYO MER 第8話~ストーリー自体は面白い

 

 

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています(詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください)。

放送日・あらすじ

放送日

2021年8月22日(日)21:00~TBS系列で放送

あらすじ

www.tbs.co.jp

配信状況はこちらを参考にしてください↓
TOKYO MER~隅田川ミッション~ - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

相関図はコチラ↓
相関図|TBSテレビ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

 

 

感想

取り調べ

前回に引き続き公安が登場しました。

公安は喜多見とLP9のメンバー・ツバキの間に関係があることを知っておりずっとマークしていたみたいですね。

結局最終的に喜多見はMERの仲間たちに真相を明かすのですが、それが別に隠すほどのことでもないというか、隠しているから怪しいだけでカミングアウトしていたら「喜多見先生らしいね」で済むようなことなんです。

もちろんMERという組織の存続については別問題ですが。

でもメールが届いていることを伏せるあたりまだ何かあるのかもしれません。

土砂崩れ

今回は土砂崩れで孤立した病院が舞台でした。

途中映された天気図の感じだと線状降水帯による豪雨災害のイメージだと思います。

もし豪雨で道路や電力が寸断されて、非常用電源が壊れた場合病院では何が起こるかという最悪の事態のシミュレーションになっています。

これが画面が暗いし、いろんなことが起きるのでとても複雑なのですがよく整理されていたと思います。

まず、道路が寸断されて応援の到着には一時間かかること、ヘリは飛ばないこと、バッテリーを徒歩で運ぶと30分はかかること、バッテリーは10分しか持たないこと、新たな土砂崩れの恐れがあること、など諸条件が伝えられます。

そして起こりうる事態、対処すべき事象として、生命維持装置が止まり死者が出る可能性、手術中に停電した患者の病状悪化、患者たちの上層階への移動などが挙げられています。

これだけ丁寧に説明されているので喜多見の「非常用電源を修復するしかない」という決断にも説得力が生まれています。

<備えよ!首都水害>被災地の病院 「受援力」を高めて 外部からの支援、誰が調整するのか:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

津波浸水で高知市内の8割余の病院 “3日以内で電源不足”|NHK 高知県のニュース

喜多見と音羽の対立

過去について仲間に隠し事をしている喜多見に対し音羽は「あなたの命令には従えない」と告げます。

別に音羽はこれまでも喜多見が隠し事をしていることは知っていたので唐突な感じもしますが、100%信頼しあえないと命に係わる業務はできないということなんでしょう。

なんか微妙なんですよね。

喜多見が危険を冒すのはこれが初めてではないし、音羽はこれまでそれほどそのことを気に留めていなかったように思います。

「待っているだけじゃ救えない命があります。」というセリフもMER反対派が言うのなら意味がありますが、既に音羽は反対派とは言えないぐらいメンバーの一員になってしまっています。

喜多見が本当の意味で仲間を信頼する機会となったというには展開を急ぎ過ぎている感じがします。

最後の洗車シーンで賀来さんがスポンジを投げるシーンは一発で成功したそうですよ。

まとめ

監督が座談会の中でこの回が一番大変だったと語っておられました。

雨を降らせているので心臓マッサージのシーンは何度も撮り直したそうです。

本当毎回俳優さんたちは大変そうですね。

そういえば赤塚知事が倒れました。言われてみればこの人循環器科に通っていましたね。