【感想】Nのために第4話 - ３０インチで観ています。

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放送日・あらすじ

2014年11月7日（金）22:00～TBS系列で放送

希美の考える究極の愛の形として「罪の共有」という言葉が出てきました。

共犯ではなく、相手の罪を進んで引き受けてともに背負う行為だといいます。

西崎にはピンと来ていないようですが、視聴者にはまさしく島でのさざなみ放火事件は罪の共有に違いないとわかります。

希美は成瀬と罪を共有することで究極の愛を実現したことになります。運命を共にするという感じですかね？

そして断片的に見せられている2004年の事件も罪の共有の気配がしています。

対する西崎の考える究極の愛は『灼熱バード』の中に書かれていますが、ドラマだと一度朗読されるだけなのでどうしてもよくわからないですね。

誰かに誘導された歪んだ愛の形を間違っているとわかったうえで受け入れるってことでしょうか？

西崎は火にトラウマを抱えていますし、腕には火傷のようなあざがあるし、彼自身の話であることは間違いなさそうです。

こういう劇中の小説も湊かなえさんが書いているわけで、文体とか変えているんですかね？

あえて表現を稚拙にしたり、こなれない感じを出したりしているのかもしれません。

作戦といっても野ばら荘の近くのビルを所有する資産家の息子に接近し、売却の意向を確かめるってだけでした。

これで野口夫妻も登場したので6人のNが勢ぞろいしたことになります。

ボランティアで行っている沖縄の海の清掃活動に参加し、接触を図るという結構単純な作戦ですが、安藤と希美は一緒にダイビングのライセンスを取得して、傍目には恋人のようになってます。

そういえば榮倉奈々さんと賀来賢人さんって実際の夫婦なんですよね。

でも罪の共有の話を聞かされているので安藤が希美を振り向かせることができないであろうことは視聴者にはわかっています。

父が死んだ成瀬は島を出て井の中の蛙だったことに気付き、やる気をなくします。

見るからにチャラい大学生役で山田裕貴さんが出演されています。

2011年のゴーカイジャーに出演されているので全くの無名ってわけでもなかったでしょうがまだブレイクする前だったんだと思います。

こういう売れる前の俳優さんを見つけると嬉しくなりますね。

罪の共有というワードが出た以外はあんまり動きがない回でした。