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Destiny(テレビ朝日・火曜9時・石原さとみ)第2話感想

 

 

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石原さとみさん・亀梨和也さん出演ドラマ『Destiny』第2話が放送されました。序盤貴志とのなれそめは停滞感がありましたが、違法薬物取引事件をきっかけとして、真樹や真樹の父との再会を描くなど非常に整理されている印象を受けました。旧友たちの現在にも興味がわきます。

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ朝日火曜日 21:00~

放送日

2024年4月16日

公式サイト

Destiny|テレビ朝日

基本情報

原作

ありません

脚本

吉田紀

(『Dr.コトー診療所』『リエゾン』)

キャスト

西村奏   石原さとみ
野木真樹  亀梨和也
森知美   宮澤エマ
梅田祐希  矢本悠馬
及川カオリ 田中みな実

相関図はコチラ↓

相関図・キャスト|Destiny|テレビ朝日

感想

2話連続でなれそめの話

第2話は第1話の真樹(亀梨和也)との唐突な別れから現在に至る「空白」を埋めるストーリーでした。

事故のショックと法科大学院への進学に失敗したことで抜け殻のように無気力になっていた奏(石原さとみ)が、奥田貴志(安藤政信)との出会いを通じて生きる希望を取り戻したことや、その後司法修習生の時に再開したことが語られていました。

2週連続で奏での恋愛事情やなれそめに関する話だったので、同じことの繰り返しのように感じてしまいましたね。

というのも、真樹に対する思いと貴志に対する思いにそれほど差を感じないんです。

奏が真樹にどうしようもなく惹かれてしまう様子というのがあまり描かれていなくて、「運命」の中身が明かされるまではもやもやしそう。

貴志も事故当時信州にいたことが判明しましたし、真樹の名前をみて何か意味ありげな表情をしていたので、事件の方にもかかわってくるかもしれませんね。
奏に対してプロポーズもしたようですし、2人の男性の間で揺れ動く奏の様子が当面描かれることになるのでしょう。

ある日突然いなくなった真樹と、多忙でも当たり前のようにそばにいる貴志は対比されています。

違法薬物取引事件

違法薬物取引に関わったとされる大物政治家の息子の事件が取り上げられていました。
最初は1話完結のような形で事件を盛り込んでくるのかなと思ったのですが、どうやらそうではないようです。

この事件の描き方が今回一番良かったところですね。
というのは、この違法薬物取引事件が複数の役割を担っているんです。

まず、奏の検事としての能力・捜査能力を示すチュートリアルのような役割があります。
次に、かおり(田中みな実)の法事に奏が遅れてしまう原因ともなっています。
さらに、政治家による圧力、優秀なトラブルバスター野木浩一郎との再会にもつながってきます。

一つの事件が複数の展開の起点になっていて、とても整理されていて見やすかったですよね。

真樹との再会

奏の二人の友人、知美(宮澤エマ)と梅田祐希(矢本悠馬)は結婚していたようです。
知美は妊娠をきっかけに自分のキャリアを捨て専業主婦になったようですね。
子育てに幸せを感じてはいるものの、まるで子供のように依存的な祐希に疲れている面もあるようです。
奏からのラインに秒速で既読がつくし、時間を持て余していて外部との接触が少ない様子も感じ取れました。

面白かったのは三者三様の真樹へのリアクションですね。
知美は奏の父親の事件について、二人の因縁を知っています。
異常とも思えるほど奏に「真樹に近づいてはならない」と忠告する彼女はいったい何を知っているのでしょうね。

意外だったのは祐希ですね。
彼も真樹の出現を快く思っていないようで動揺していました。

「かおりの1周忌、3回忌、7回忌と集まるにつれて私たちの関係は元に戻った」と奏は言っていますけど、果たして本当に元通りに戻ったのか?この辺りも気になりますね。
特に知美が奏に対してどのような思いを抱いているのか個人的に気になります。

碓氷峠鉄道文化むら

おわりに

今回は椎名林檎さんの主題歌に特に違和感を感じませんでした。