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Nのために第9話~放火事件の真相

 

 

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放送日・あらすじ

放送日

2014年12月12日(金)22:00~TBS系列で放送

あらすじ

www.tbs.co.jp

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人物相関図|TBSテレビ:金曜ドラマ「Nのために」

 

 

感想

さざなみ放火事件

高野の妻・夏恵によりさざなみ放火事件の真犯人が明らかにされました。

なんと火をつけたのは成瀬の父親だったんです。

成瀬はライターオイルを捨てに行っただけで父親の犯行だとうすうす気づきつつもついに聞けずじまいだったとか。

この展開は結構問題があると思います。

一つは高野は放火事件のついでに2004年のスカイローズガーデンの殺人事件を追っていたわけで、これで事件を探る動機がなくなってしまいました。

もう一つは希美の言う究極の愛のカタチ「罪の共有」が崩れてしまいます。

そもそも罪を犯していなかったのだから、希美と成瀬のやったことは罪の共有ではありません。単なるお節介です。

これって原作でもこうなのかな?

まぁ、「成瀬君ならどんなことだってできる」という言葉に励まされたり、燃えるさざなみを見て気が晴れたというのはあるのでギリギリですね。

N作戦

野口は典型的なDV夫のようで妻を殴っては泣いて謝ってました。

仕事ではプロジェクトに失敗し、夫婦関係はズタボロ、彼は負けず嫌いというよりは負けるのが怖いのかもしれませんね。

奈央子の提案で多少の変更はあったものの計画は以下の通りです。

5:00希美が書斎で将棋の手を考えながら野口を引き留める

5:30西崎花屋に扮して侵入、奈央子を連れ出す

6:00成瀬到着、安藤到着

シンプルな計画なのでそれほど難易度は高くなさそうですが、出だしで躓きます。

12月24日

なんと花屋が混雑していることを計算していませんでした。

別に本当に花屋である必要は無いので仮に手ぶらでもコンシェルジュを欺ける程度の何か理由を用意すれば済むと思いますがそういうことはしません。

というより想定が甘すぎますよね。

5:30になっても西崎が現れないので希美は引き延ばしをします。

このあたりの展開はハラハラ感を演出するためのもので、それ以上の意味はないんだと思います。

野口のセリフで「この勝負を受けたのは安藤君だよ」っていうのがあるんですけど、これって「この勝負を提案したのは安藤君だよ」じゃないと意味ない気がします。

そうじゃないと当たり前のこと言ってるだけになってしまいますから。

「安藤に勝ちたいのなら一人で戦ってください」っていうのも、勝ち筋を教えた後に言っても意味ないセリフですよね。

しかも希美の心の内が逐一ナレーションで説明されるんだけど、これがダサいんですよね。

希美は将棋と同じく捨て身のプランBに切り替えたみたいです。

まとめ

なんか思っていたのと違うというか、おかしな感じになってきました。