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しょうもない僕らの恋愛論第9話~まぁそうなるよね

 

 

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こんなこと言ったら元も子もないですが、この主人公って結構ヤバい奴ですよね。

放送日・あらすじ

放送日

2023年3月16日(木)23:59~日本テレビ系列で放送

あらすじ

www.ytv.co.jp

 

感想

結婚

前回独立について何の相談もしなかった筒見(眞島秀和)に対して絵里(矢田亜希子)はキレて出て行ってしまったみたいです。

相手が不在の間に相手との関係を見つめ直すことはよくあることで、絵里はくるみに対する嫉妬心に気付いたようですね。

一方の筒見はマスターに結婚のことを持ち出されても「まだ先のこと」だと思っているみたい。

二人の関係がもはや続かないのが決定的なことは冒頭でわかるようになってます。

くるみ

筒見の家を訪ねたくるみ。

無防備すぎる気もしないではありませんが、それはいいとして絵里と遭遇します。

以前訪ねた時と部屋の様子が変わり、マグカップなどペアの品々をみて、身を引くことを決めます。

安奈と筒見の演奏が吹き込まれたカセットテープを聞きながら「なんかお母さんのことをうらやましいと思っちゃいました。」って言うんですけど、実は絵里も同じ気持ちだったのでしょう。

二人の演奏を聴いて、筒見が安奈を愛していたけど自分を愛していないことを認めざるを得なくなったんだと思いますね。

「それはくるみちゃんが拓郎に恋してるからじゃない?」っていうセリフは結構緊張感のあるセリフですが、そのあとの2人に仲間意識のようなものが芽生えているのが面白いです。

空気みたいな存在

突如登場した絵里の弟夫婦により絵里と筒見のなれそめが語られました。

「体力の限界」というのは力士の千代の富士の引退会見での言葉です。

千代の富士貢 - Wikipedia

筒見はポジティブな意味で絵里を空気みたいな存在と評します。

この言葉が引っ掛かった絵里は別れる覚悟を決めてつまり関係性が崩れることを覚悟して、思い出の地に向かいます。

友達の延長線上と考えていたのは筒見だけなんですよね。

絵里はずっと筒見に恋をしていたので、友達だと思ったことは一度もないんですよ。

これは私も言われるまで気づきませんでした。

そういえばそうでした。

「昔は関係が変わることが怖かったけど、今は関係が変わらないことがつらい」って重い言葉です。

にしても、筒見のクズっぷりというか、無神経なやさしさというかダメダメっぷりが許容量を超えてきた感じがします。

さすがに絵里が海外赴任をとりやめて自分を選んだことを知った時点で結婚とか将来のことに覚悟を決めるでしょ、普通。

まとめ

言うの忘れてましたけど、このドラマは3か月間という短い期間にギュッと押し込めているので、冷静に考えたらあり得ないほど目まぐるしく展開しているんですよね。

時間の経過が歪んでいて、絵里と筒見の同棲期間なんて実は一瞬です。

次回は3年後に飛ぶようです。くるみは20歳になってます。
一旦整理されるので見やすくなるかも。