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筒見の人生の選択にくるみと絵里が絡んできて後半になるにつれ面白くなってきましたね。
放送日・あらすじ
放送日
2023年3月9日23:59~日本テレビ系列で放送
あらすじ
感想
独立を決意
筒見(眞島秀和)がようやく決断しましたね。
第1話ではデザインに対する情熱を失いかけていたり若手の突き上げに思い悩んでいたりした筒見ですが、くるみ(中田青渚)との出会いを機に情熱を取り戻したようです。
仕事を後輩に引き継いだり、奪われたり、これまでも今回と似たような展開はありましたが、くるみと絵里(矢田亜希子)が絡んできたのが新しい展開です。
くるみ
筒見の大学生時代、もっとも夢を抱いていた青春を代表するのが元カノの安奈とその娘のくるみです。
安奈が死んで、くるみが現れたことで筒見にはまるでタイムカプセルを開けたかのようにあの頃がよみがえってくるのがこのドラマです。
まだ高校生で美術の道を目指そうという屈託のない希望を抱いているくるみに過去の自分を重ねて、デザインの楽しさを再認識していきます。
絵里
絵里は筒見に長年寄り添う同級生で、変わらない日常、現実的な生活、現状維持を象徴する存在です。
絵里自身が筒見と交際するために海外赴任の仕事を蹴りましたからね。
くるみの目が将来に向かっているのに対し、絵里は今ここにある幸せを大切にしたいんです。
つまり絵里と筒見は決定的に対立しているし、実は絵里自身が何かに熱中している筒見のことが好きなんです。
最初から二人の恋はかなわないことになります。
破局
独立の話をくるみに先にしてしまうのは強引だけど面白いです。
ワカタマコ展の後すぐにではなく、美術の先生との出会いを挟んでいるあたり、かなり不自然だけど原作ではどうなっているのかな?
くるみ→悠→絵里の順番で最後に聞かされた絵里の怒りはよくわかります。
独立するという無謀な決断に怒っているというよりは、自分との幸せを軽んじていることへの怒りでしょうね。
「チーズ買ってこい」っていう八つ当たりも二人の日常を大切にしないことへの怒りなのでしょう。
投げつけられたクッションを避けるのも面白かったです。
あれこそ筒見の本質ですよ。
「拓郎、自分で気づいていないんだね」という意味深な一言は気になりますね。
「くるみちゃんのことが好きだということに」と続くのでしょうか?
まとめ
筒見と絵里はおそらく破局するのでくるみとくっつく展開が考えられます。
でも相手はただでさえ高校生だし、親子二代にわたって付き合うのは生理的な嫌悪感を抱いてしまう。
安奈の幻影をくるみに投影しているように見えてしまい『源氏物語』みたいになってしまうからです。
誰ともくっつかずそれぞれの道を歩むのかな?