100万回言えばよかった第４話感想 - ３０インチで観ています。

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放送日・あらすじ

2023年2月3日（金）22:00～　TBS系列で放送

今回は結構事件が進展しましたね。直木の携帯電話が見つかったことで、最後に連絡を取ったのが英介（荒川良々）であることがわかりました。その後の車内での発言からも英介が事件にかかわっていることはほぼ確実でしょう。定石からいうと防犯カメラに映る人物たちと面識がないという証言が後に否定されると思います。

一番大きな進展はもちろん直木の遺体が見つかったことです。個人的には直木が生きているという展開はイメージしづらかったのでこうなったのは想定通りでした。

ストーリーとしては、今までは「直木にもう一度会いたい」という感じだったのが、「直木との思い出にいかにして別れを告げ前に進むか」に移行していくのでしょう。

ドラマのタイトルが「～すればよかった」という後悔の念を表現しているからこそ前向きなメッセージが大切になってくると思います。そういう意味で『100万回生きた猫』に関して悠衣（井上真央）が示した解釈が基本路線になっていくのではないでしょうか。

さらに、事件後の遺体や証拠品の処理に差異があることから犯人は複数いることや、遺体の握っていた花から直木が殺害された場所も明らかになりました。遺体が埋められずに放置されていたのは埋める途中でアクシデントが起こったということですかね？

直木が口笛を習得したことで悠衣とのコミュニケーションが可能になりました。YESなら一回、NOなら二回という『全裸監督』の村西とおる方式を採用していました。

ぶっちゃけモールス信号や全てのアルファベットに割り振るストレンジャーシングス方式を採用すればもっと正確なコミュニケーションが可能になりますよ。何が言いたいかというと、このドラマは死後の世界との交流のハードルが極めて低いということです。

しかし、この作品は最終的に直木との別れがゴールになるはずなので、ここまでリアルに直木を感じられるとなるとかえって障害になりそうですね。

平井堅『大きな古時計』のアレンジでキャッキャするところは学生っぽくて良かったです。

宋医師（シム・ウンギョン）のところだけはどうなるのかよくわからないですね。普通に考えれば悠衣は魚住（松山ケンイチ）と結ばれると思うのですが。今のところ魚住が幽霊が見える友人で、宋が幽霊が見えない友人っていうぐらいの意味しかない気がする。