30インチで観ています。

映画やテレビドラマの感想を書いています

しょうもない僕らの恋愛論第3話感想

 

 

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています(詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください)。

放送日・あらすじ

放送日

2023年2月2日(木)23:59~日本テレビ系列で放送

あらすじ

 

 

感想

谷間の回

今回は特に何も起こらない谷間の回でした。というより1・2話の出来が良かっただけで、もともとこのぐらいの面白さのドラマだったのではないか?という懸念が頭をよぎりました。まぁ次回は進展がありそうなのでとりあえず信じることにします。

 

なぜつまらないかというと全開である程度拓郎(眞島秀和)の過去が明らかになってしまい、ストーリーに推進力がなくなってしまったんですね。

老い

恋愛パートが一旦停止している中、じゃあ何が残ったかというと主人公の老いです。このドラマはデザイナーとして活躍していたのに時代に取り残されそうになっている主人公が元カノの娘・くるみ(中田青渚)という若い世代と触れ合うことや、自由にモノづくりをしていた昔の自分を振り返ることを通して前に進む物語でもあります。

 

今回は昔装丁をデザインした人気作家の担当から外されてしまいました。「まだ紙のたばこ吸ってるの?」というセリフは時代遅れになった拓郎を象徴しています。

バンドのポスター

くるみは友人たちからバンドのポスター制作を依頼され、拓郎を頼ります。

型にはまらないくるみの絵に、描く喜びを思い出した拓郎っていうべたな展開は置いといて、絵里(矢田亜希子)と拓郎の腐れ縁感が足りない気がする。なんかぎこちなく感じました。

 

拓郎がくるみにデザイナーとしてアドバイスするシーンがあるんですが、内容は「なるほど」と思うものなんですけど視覚的には見せてくれないんですよね。中央揃えにするぐらいなら紙を二枚重ねるとかで見せることができたんじゃないかな?

くるみの父親

アメリカで父親と暮らすかどうかはさすがに拓郎とは関係のない話だし、どういう展開になるんでしょうかね?今のところ唐突すぎてあまり面白くないです。

最後のくるみのもとに駆け付けるシーンもどうしたいのかよくわからない。