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Get Ready!第2話感想

 

 

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放送日・あらすじ

放送日

2023年1月15日(日曜日)21:00〜 TBSで放送

あらすじ

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相関図|TBSテレビ 日曜劇場『Get Ready!』

 

 

感想

第2話のゲスト

坊城理事長(柄本明)

城和大学理事長、医師。絶大な権力を持ち裏口入学で寄付金を集める。

坊城康之(三浦貴大)

理事長の息子、副理事長。母を死なせた父を恨んでいる。

現実のニュースとの比較

裏口入学のニュースは時々ありますね。このドラマでは医学部への内部進学を餌に寄付金を集めるという形でした。

 

絶大な権力を握る理事長と急成長した大学、これは誰しもが顔が浮かんだんじゃないでしょうか?このドラマではさらに製薬会社からのキックバックも受け取っていて、その資金が裏金として政治家に渡っていることになってます。

 

医学部の人数が多すぎて座席が足りないというのも、医学部や獣医学部の新設をめぐる疑惑のニュースの中で紹介されていた気がします。

下山田の元妻

話の導入として下山田(藤原竜也)の元妻・千秋(市川由衣)が登場しました。波佐間(妻夫木聡)の過去も少し明らかになったのでこういう展開が増えるのかもしれません。

基本的に第1話と一緒

やっていることは第一話と一緒でした。”高邁な理想を持っていたはずが、金に取り憑かれ、死に直面して初心を思い出す”というものです。

 

しかし、よく考えると結構異なる点もあります。

 

坊城は最初からリアリストで「金のない理想など無意味」という理念自体は持ち続けていました。彼の行動は資金集め、政界への根回し、医師の確保、と全て理にかなっています。

 

第1回は患者に改心する機会を与えていましたが、今回は患者の言う理念を確かめるのに時間がかかっただけです。彼は最初から助けるべき人間だったのに危うく殺しかけたってことになるような気もしないではない。

 

別に全面的に善人なんてこの世にいないし、医師が命の価値を決めるのもおかしいので、坊城を救うこと自体は問題ないはず。でもモヤっとします。理事長の座を追われると言う制裁は受けているのですが、なんかなぁ〜。被害者の顔が見えにくいからかな?

 

そういえば『ジェネラル・ルージュの凱旋』もこんな話でした。

生きる価値とは

モヤっとするのはおそらく主人公たちの問う「生きる価値」が何を意味するのかが曖昧だからです。

悪事を働いても少しでも社会のために役立つなら救うの?悪事に見合うだけの善行がなければ救わないの?そもそも善とは何?というか法律で裁けば良くない?

いろんな疑問が湧いてきます。

 

いつまでもモヤっとしていても仕方ないので、第一話、第二話を観て自分なりに解釈することにします。主人公の言う生きる価値とは「おまえの天命を自覚して生きろ!」ってことなんじゃないかな。そしてその天命を全うするために正しく生きろと言いたいのではないかと。だから過去の迷いや悪事は赦すんじゃないですかね?主人公たちは患者が悟りを開くお手伝いをしているのかな?

三浦貴大さん

三浦貴大さんと藤原竜也さんと言えば『リバース』を思い出します。面白いので気になる人は是非!

にしても、三浦貴大さんは2代目の役ばっかりやってる印象があります。