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石原さとみさん・亀梨和也さん出演ドラマ『Destiny』第8話が放送されました。梅田祐希(矢本悠馬)の意味不明な行動に1話を費やしてしまい、次回最終回を迎えます。真相が明らかになったとしても納得できるか不安です。
放送日・あらすじ
放送枠
テレビ朝日火曜日 21:00~
放送日
2024年5月28日
公式サイト
基本情報
原作
ありません
脚本
吉田紀
(『Dr.コトー診療所』『リエゾン』)
キャスト
西村奏 石原さとみ
野木真樹 亀梨和也
森知美 宮澤エマ
梅田祐希 矢本悠馬
及川カオリ 田中みな実
相関図はコチラ↓
感想
梅田祐希
今回は祐希(矢本悠馬)が火災の現場にいた理由が明かされました。
転職先を斡旋してもらうために野木邸の周囲をうろついていたら、火事に遭遇し、なぜか逃げたというのが真相でした。
一般の人なら「怖くなって思わず逃げた」というのも理解できますが、彼は弁護士なわけですし、警察に最初から正直に話していれば何も問題なかったわけです。
確かに失業しそうなことや、野木を頼るというみっともない行動をとったことを妻に知られるのは嫌かもしれませんが、友人が放火殺人の罪に問われているのに沈黙する理由にはなりませんよね。
以前カオリ(田中みな実)が野木を訪ねて奏のことを質問したことがありました。
その時に森知美(宮澤エマ)は「就職先でも紹介してもらったの?」と嫌味を言ってカオリを傷つけています。
カオリの場合は知美の嫌味であり、実際には就職先の紹介はしてもらっていませんが、今回の祐希の行動はまさしく知美が言っていた内容ですよね。
なので「権力者に頼ることは知美が最も嫌う行動だ」という説明があれば少しはマシになったかもしれません。
祐希は二人の言い争いを隣で聞いていた人物ですから、このことを気にしていたとしても自然だし、そのほうがいいと思うんです。
それにこういう情けない行動をしてリアリティが出るのは、傍目には優秀で何も悩みがなさそうなプライドの高いエリートの人物に限ります。
祐希のような最初から凡庸な人物だと意外性がないですよね。
円満な夫婦だけど彼が知美に強いコンプレックスを抱いているとか、もっと丁寧に描いたほうが良かったかも。
Destiny
このドラマは『Destiny』というタイトルですが、真樹(亀梨和也)も放火の犯人ではないということで、どのあたりが「運命」なのかわからなくなっています。
このドラマは容疑者の真樹が検事の奏(石原さとみ)と対峙するところで前後半に分けられていますが、真樹が放火自体と関係がないです。
しかも「庇う」という行動についても、奏を思っての行動ではなく脇役の祐希を思っての行動だったことで拍子抜けしました。
例えば、「ある事実を語れば自らの罪は免れるが、奏につらい現実を突きつけることになってしまう」とかの展開を期待していたんですよ。
次回明かされる真相
次回最終回なのですべての謎は次回解決されるようです。
でも、放火犯は議員秘書で決まりのようですし、この事件が二人の運命にどのように関係するのかよくわかりません。
一応
- カオリの死
- 奏の父親の死
- 放火事件
の3つについて次回すべてが説明されるようですが、奏が自分の力で真相にたどり着いたという感じがしないんですよね。
おわりに
現在第8話ですが、この8話を振り返っても意味のある内容ってそれほどない気がするんですよね。雰囲気だけのドラマって感じがしています。