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TVerオリジナルドラマ 潜入捜査官 松下洸平 【第5話感想】ラヴィット!

 

 

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松下洸平さん主演のTVerオリジナルドラマ『潜入捜査官 松下洸平』第5話が配信されました。佐藤浩市さんと松下洸平さんが芝居を通して語り合うシーンはTVerオリジナルのドラマにしておくのはもったいないぐらいです。

 

放送日・あらすじ

放送日

2023年9月19日(火)12:00~ TVerで配信中

公式サイトほか

『潜入捜査官 松下洸平』TVerオリジナルドラマ|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」- 無料で動画見放題

配信状況は公式サイトかこちらをご確認ください↓
潜入捜査官 松下洸平 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

 

基本情報

原作

ありません

脚本

峰尾賢人 我人祥太

主題歌

「ニセモノ」AIESH

キャスト

松下洸平(松下洸平)
馬場ふみか(馬場ふみか)
古田新太(古田新太)
佐藤浩市(佐藤浩市)

相関図はコチラ↓
『潜入捜査官 松下洸平』TVerオリジナルドラマ|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」- 無料で動画見放題

感想

だじゃれ

このドラマのヒロインに馬場ふみかさんが起用されているのはおそらく駄洒落です。
潜入捜査官のことを「モグラ」と呼びますが、馬場ふみかさんはモデルとグラビアの両方をこなす「もぐら女子」なんですね。

【モグラ女子って何?】モデルでグラビアな女子が人気なワケ【“モテる”が丸わかり】【ビューティニュース】|美容メディアVOCE(ヴォーチェ) (i-voce.jp)

「それがどうした?」と言われればそれだけなんですけどね。

芝居を通じた対話

現れるはずのない松下洸平が撮影現場に現れたことで佐藤浩市と松下洸平の芝居を通じた対話が始まります。

画角から外れた佐藤浩市に対して、アドリブで芝居を続ける松下洸平さんとそれに応える佐藤浩市さんはリアルでしたね。
あんなことが実際の映画撮影であるのかどうかは知りませんが、佐藤浩市が胸を貸し、芝居で対話するのはアツいですね。

2人だけの世界で繰り広げられたのは、佐藤浩市の人生をめぐるやりとりです。
あこがれの佐藤浩市が辛すぎる現実から逃避するために芝居を続けていたという事実に松下もショックを受けていましたね。

マフィアの自分、役者の自分というように人格を切り分けていく佐藤に対して、松下は「裏も表も含めてあんたはあんただ」と反論します。
これは第3話の「役以外の自分を殺す」という佐藤浩市の演技論に対する松下洸平のアンサーでもあります。
それは潜入捜査官としての自分と役者としての自分を一人の自分として受け入れるということも意味していますね。

ラヴィット

無事佐藤浩市が自首したことで事件は解決しました。
その後松下の新たな調査対象にラヴィットの司会・川島明さんが挙げられました。
芸能人としても捜査官としても迷いのなくなった松下は国際ハッカー集団の親玉である川島を必ず追い詰めると宣言して終わりです。

ラヴィット!|TBSテレビ

うーん、これなら別に『ラヴィット』じゃなくても、例えば『徹子の部屋』でもなんでもいいですよね。
こうなっちゃうとあんまり面白くないかな。
『メンインブラック』みたいな「実はあいつも宇宙人なんだよ」的な、芸能界でまことしやかにささやかれる噂話を盛り込むとか、もうちょっと面白い要素があっても良かったかもね。

そもそも最初から佐藤浩市がマフィアだとわかった状態で始めるのではなく、「芸能界にはマフィアの手先が潜伏しているらしい」というところから始めた方が面白くはなったかも。

おわりに

それなりに工夫はされていましたし、佐藤浩市さんが演じていることで重厚感もありました。
でもやっぱり第1話、第2話あたりが面白さのピークでしたね。