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罠の戦争第2話感想

 

 

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放送日・あらすじ

放送日

2023年1月23日(月)22:00〜 フジテレビ系列で放送

あらすじ

配信状況はこちらを参考にしてください↓
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相関図 | 罠の戦争 | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

 

 

感想

原稿のすり替え

前回原稿のすり替えに成功した鷲津(草彅剛)ですが、それができる人間は限られています。自分が切られる前に虻川(田口浩正)を追い出さなければなりません。復讐すると決めたからには後に引けない、どんどん玉突きのように大きな相手を倒していかなくてはならないでしょうね。

金庫番

虻川を排除するうえで最大のネックは彼が犬飼事務所の金庫番、金の流れ、裏帳簿を握っていることでした。この手帳をめぐる攻防が今回の山場かなと思ったら案外そうでもなかったです。ここはちょっと物足りない気がする。

「ドリルでパソコンを壊しまくった大臣がいた」というセリフがありました。こういうちくっとした時事ネタがうまく盛り込まれていますね。

畑仕事

毎回政治秘書のお仕事が軽く紹介されるのもこのドラマの面白いところです。今回は支援者のお手伝いでした。「畑仕事」というのは集票活動を意味する永田町の符牒かなと思ったら、本当に畑仕事でした。ギャグなのかな?

蛯沢(杉野遥亮)は会社を経営する兄が資金繰りをめぐって犬飼に陳情したものの「善処します」とあしらわれ過労死してしまったことで犬飼を恨んでいたようです。

でも会社がつぶれたのは犬飼のせいではないし、逆恨みに近い気がします。第2話で動機が明らかにされたし、蛯沢はそれほど重要な人物ではないのかも。

虻川を陥れる

『罠の戦争』なので今回も罠にかけます。鷲津は虻川が自分を疑っていることを逆手に取り墓穴を掘らせます。ただ、前回もそうでしたが、相手が必ずその行動に出るという確証が足りない気がするんですよね。虻川が人をなめてかかるタイプの人間だというだけでは説得力に欠けます。犬飼と虻川は難敵という感じでもないのでまぁいいですけど、知的な敵が登場した時にはもう少し緻密にしてほしいです。永田町の論理というか、政治家の思考様式も紹介してほしい。そういう意味では「大臣を罷免すると任命責任を問われる」っていうのはよかったと思います。

息子を突き落した男

息子の事件の解明もこのドラマの軸です。どうやら息子とバスで居合わせた帽子を目深にかぶった男が犯人のようです。でも正直犯人がだれかなんて興味がないんですよね。