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ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~【第4話感想】正午になりました

 

 

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二宮和也さん、大沢たかおさん、中谷美紀さん出演ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』第4話が放送されました。ようやく正午になり、半分が終了したことになります。クリスマスは夜にならないと雰囲気が出ませんので、これからじゃないですか?

放送日・あらすじ

放送枠

フジテレビ 月曜日 21:00~

放送日

2023年10月30日

あらすじ

ストーリー 第4話 | ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~ - フジテレビ

配信状況は公式サイト、またはこちらでご確認ください↓
ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~ - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ

基本情報

原作

ありません

脚本

徳永友一

キャスト

主要人物

勝呂寺誠司(二宮和也)銃殺事件の容疑をかけられる記憶喪失の男。
倉内桔梗(中谷美紀)テレビ横浜の報道番組のキャスター。
立葵時生(大沢たかお)老舗レストラン「葵亭」のシェフ。

周辺人物

蜜谷満作(江口洋介)警視庁・組織犯罪対策部の管理官。
狩宮カレン(松本若菜)神奈川県警刑事部捜査一課の主任警部補。
笛花ミズキ(中川大志)国際犯罪組織の2代目ボス。
八幡柚杏(中村アン)謎の女。フリージャーナリスト。

横浜テレビ

立葵査子(福本莉子)新人記者。時生の娘。
折口康司(小手伸也)報道制作局長。桔梗の同期。
国枝茂雄(梶原善)ベテランカメラマン。
筒井賢人(丸山智己)新社長。

葵亭

竹本梅雨美(桜井ユキ)ソムリエール。
細野一(井之脇海)厨房のアルバイト。
蛇の目菊蔵(栗原英雄)ベテランのギャルソン。
山田隆史(今井英二)警察官。

その他

真礼(佐藤浩市)謎の男。愛犬フランを飼う。

相関図はコチラ↓
相関図 | ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~ - フジテレビ (fujitv.co.jp)

 

感想

正午になりました。

ようやくクリスマスイブの1日も正午を迎えました。
あと12時間残っています。
おそらく葵亭はここからディナーに向けて忙しくなってくるだろうし、番組を終えた倉内もフットワークが軽くなるでしょう。
勝呂寺と倉内も合流したことですし、次回から展開が早くなるかもしれません。

なりより現実社会でもハロウィンが終了し、年末に向けてこれから街中でもクリスマスムードが高まってくるでしょうから、このドラマもそれに合わせて次回以降面白くなる可能性があります。

「クリスマスムードが高まるまでセーブしていた」可能性もゼロではありません。

移動時間

倉内は事件報道をさせてもらえず挫折を経験しました。
立葵はまだ食材集めの段階で料理に取り掛かっていません。
勝呂寺は自分の正体にようやく違和感を持ち始めました。
つまり第4話終了時点でまだ何も起きていないんですね。

何も起きなかった12時間を何で埋めていたかというと、

  • レストランでの寸劇
  • 勝呂寺の逃走と警察の追跡
  • 自転車で移動時間が大半を占める倉内の取材活動

なんです。

このドラマは毎話2時間程度ドラマ内の時間が進行します。
しかも横浜市街という実在する街を舞台にしていて、舞台は市内の数か所にまたがります。
そうなると移動に費やす時間が多くなっちゃうんです。
そして、エンディングでそれぞれの行動を時系列で整理し直すので空白の時間が生まれないようになっていて瞬間移動のような誤魔化しができません。
自分で決めたルールに縛られる自縄自縛状態です。

ある意味フェアですよね。
でもエンタメってウソがないと面白くないですよ。

普通、映画やドラマでは何も起きない時間というのは割愛するのですが、このドラマは全てを見せているため薄いんです。

面白かった箇所

脚本が進行していない以上、面白さは演技や演出、映像面に限られます。
『HERO』で有名な鈴木雅之さんの演出は個人的にはそれほど好きな方ではありませんが、こだわりは感じます。
葵亭の面々が順番にレストランを訪れドアに手をかけたところで別のシーンに移る演出は良かったんじゃないですか?

警察と組織の追手に挟まれたところに柔道部が通りかかる展開も、例えばクリスマスイブに走り込みをさせられている柔道部員の視点が描かれていれば面白かったかも。

思ったこと

柔道部のことを考えていたら思いついたことがあります。

「3人の主人公を大きく動かせないのなら、毎話3人+1人って感じで誰か一人を軸にしてそこに3人が絡んでいく形式にすればいいのになぁ。」って素人ながら思いました。
3人が移動するのではなく、松本さんや中村さん、中川さんあたりが移動すればすっきりするような。
第4話まで見て、かろうじて印象に残っているのも、中川さんのカーチェイス、松本さんが勝呂寺を取り逃がしたシーン、なんですよね。

小説では章ごとにガラッと視点を変える手法よくありますよね。
私の中のイメージは『白夜行』なんですけど。

おわりに

中村アンさんとかもったいないですよね。
彼女は謎の女役なのでまだ良いとしても、松本若菜さん演じる刑事の背景事情が全く分かりません。
テレビ局の面々もほぼ放置されています。
本当もったいないです。

 

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