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『波よ聞いてくれ』第7話は普段より整ったストーリーでした。アシスタントディレクターの南波瑞穂(原菜乃華)や城華マキエ(中村ゆりか)など今まで放置されていたキャラクターたちにもスポットライトが当てられていました。ミナレ風の悩みの解決法について振り返ってみようと思います。
放送日・あらすじ
放送日
2023年6月2日(金)23:15~テレビ朝日系列で放送
あらすじ
配信状況はこちらを参考にしてください
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感想
冒頭ナレーション
今回の冒頭ナレーションは乃木坂46の久保史緒里さんでした。
改めまして!
— 金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』【公式】最終回‼️6/9(金)よる11時15分⋆͛📢 (@namiyo_tvasahi) June 2, 2023
第7話 #冒頭ナレーション は…#乃木坂46 の #久保史緒里 さんに
ご担当いただきました💜.*゚
久保さんらしさの詰まった
素敵なナレーション、ありがとうございました✨
聴き逃した💦という皆様は
見逃し配信をチェック🎧
最終回のナレーションもお楽しみに🎙#波よ聞いてくれ
水曜深夜1時からオールナイトニッポンのパーソナリティをされています。
乃木坂46のオールナイトニッポン - オールナイトニッポン.com ラジオAM1242+FM93 ニッポン放送 (allnightnippon.com)
らしくない話
今回の話は妙に整っているというか、落語的というか、こち亀っぽい話でした。
きちんとお話に筋があって、例えば店長がボランティアに目覚めたという前振りが後になって回収されているんです。しかも最後に綺麗なオチまでつけています。
綺麗な話過ぎて書くことがないのですが、いかに整った回であったかを書こうかなと思います。
南波瑞穂(原菜乃華)の成長
第4話以降瑞穂がディレクターとして成長していく様子もこのドラマの要素の一つだったのですが、放置されていた感じがありました。
今回は複雑な家庭事情を抱え頓挫しそうな企画を簡単にあきらめるのではなく、途中から台本に差し替えるという方法で対応するという貪欲さを見せ成長を感じさせました。
城華マキエ(中村ゆりか)
こちらも第5話で放送作家に向けて歩みだしたもののそれほど本筋に絡んで来なかったキャラクターでしたが今回はストーリーに絡んできました。
引きこもりの男性の話ということで、自身も兄に監禁されていたというマキエの体験談が活きていて「正論で人を押しつぶす」妹の功罪に説得力を与えていました。
この話はマキエの過去に関することで、マキエが放送作家になったこととは関係ありません。
したがって瑞穂ほど意義のある登場の仕方ではありませんでしたが、これはこれで良かったと思います。
他にも特にこれまで意味のある行いをしていない雑誌編集者であったり、そもそも交通事故に遭っただけで思ったほど存在感のない店長、ラジオ局側ではレコーディングエンジニアにも役割を与えられていましたね。
メインのストーリー
メインのストーリーはよくあるタイプの話でそれほど面白いとは思いませんでした。
父子家庭と母子家庭の再婚という設定が加わって複雑な家庭環境になっているものの、最終的な解決方法はそことはあまり関係ありませんからね。
途中で早送りする演出は良かったです。あの演出があるおかげで一見深刻そうな話がくだらないものであることが一目でわかりますから。
白黒つけるのではなく状況自体をぶっ壊す、正攻法ではうまくいかない問題に風穴を開けるというミナレの特色がよく出た回だとは思います。
まとめ
人の悩みを聞くこと、誰かの人生に介入することの責任の重さと、悩みを聞くだけでも力になっているんだという気楽さ、このバランス感がラジオの悩み相談なのかもしれないですね。
次回は最終回です。シセル光明のことは未解決なのに、地震という大事件も起こるようだし、どうなるんでしょうね?