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Believe(テレビ朝日・木曜9時・木村拓哉)第5話感想

 

 

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木村拓哉さん出演ドラマ『Believe』第5話が放送されました。狩山(木村拓哉)を強引にトラックに乗せ静岡へ連れ去った半田(田中哲司)の目的が今回の焦点でしたが、そもそも第4話でいきなり登場してきた人物のリアルじゃない計画が割り込んでくることに違和感がありました。

放送日・あらすじ

放送枠

テレビ朝日木曜日 21:00~

放送日

2024年5月23日

公式サイト

テレビ朝日開局65周年記念 木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』|テレビ朝日

基本情報

原作

ありません

脚本

井上由美子

(『緊急取調室』『BG〜身辺警護人〜』)

キャスト

狩山陸          木村拓哉
狩山玲子      天海祐希
本宮絵里菜  山本舞香
南雲大樹      一ノ瀬颯
磯田典孝      小日向文世
秋澤良人      斎藤工
林一夫         上川隆也
野口ヒロト  濱田龍臣
灰谷耕太      一ノ瀬ワタル
赤塚力         持田将史
黒木正興     竹内涼真
坂東五郎     北大路欣也

相関図はコチラ↓

相関図・キャスト|テレビ朝日開局65周年記念 木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』|テレビ朝日

感想

半田

以前狩山(木村拓哉)と仕事をしたことがあるという半田豊(田中哲司)は出頭しようとしていた狩山を連れ去ります。

この不可思議な行動の理由を解き明かす形で第5話は進行していきます。

でも、そもそも半田がなぜ狩山に遭遇することができたのかがよくわかりません。
たまたまとしか言いようがなくて、強引なんですよね。
きっかけが不自然であることで、ずっとそのことが気になってしまいました。

半田は狩山に手伝ってほしい仕事があると、建設現場に連れていきます。
わざわざ脱獄中の土木の専門家に家づくりのアドバイスを求めるという不自然さが半田の秘めた計画につながるようになっていました。
狩山の仕事への姿勢、現場で働く人々へのリスペクトが感じられるシーンでしたね。

警察と帝和建設

狩山の行方を黒木ら警察と帝和建設の面々が追います。
二つのチームがそれぞれ狩山の居場所にたどり着く過程が面白かったですね。
警察は狩山が妻にあてた手紙を違法に入手しました。
別に消印以外はそれほど重要ではないので開封する必要はなかったような気もしますが……。

一方の帝和建設は警察内部から仕入れた目撃証言をもとに範囲を絞り込んでいきます。
「車高の低いトラック」というキーワードから地元の工務店であろうと推測するのは面白かったです。
500社を下らない候補の中から絞り込むために本宮から以前狩山が関わった工務店のリストを入手します。
このときの弁護士・秋澤(斎藤工)が無心にカメラで撮影している様子には、目的達成にしか興味がなく、人には関心がない感じが溢れていて、彼が弁護士として信頼の置ける人物ではないことが伝わってきます。

交錯する事件

やっぱり半田が逃走劇に絡んでくることにかなり違和感があるんですよね。

しかも、たまたま狩山を追っていた黒木が半田の事件にもかかわっているということにも無理矢理感があります。
そもそも脱獄中の狩山に罪を被せるという半田の計画自体、その場の思い付きでしかなくそれほど真剣に考えられたものではないですよね。

「二つの事件が意外な形で交錯する」というのは今期のドラマでいうと『約束』でも見られる展開です。
そういう場合って両方の事件にそれなりに時間を費やしていないと、交錯している感じが出ないんですよね。
このドラマの場合、付け足しのような印象を受けてしまいました。

おわりに

第3話・第4話が面白かっただけに今回は少し期待外れでした。

最終的に狩山は逃走をあきらめたようですが、次回予告では再び逃げています。
これからどんな展開になるのか、二つの事件がどのように解決されるのか、気にはなります。