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日曜の夜ぐらいは…第4話~カフェ開店へ

 

 

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放送日・あらすじ・前回の放送

放送日

2023年5月21日(日)22:00~テレビ朝日系列で放送

あらすじ

www.asahi.co.jp

 

配信状況はこちらを参考にしてください↓
日曜の夜ぐらいは... - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

相関図はこちら↓
キャスト|『日曜の夜ぐらいは...』|朝日放送テレビ (asahi.co.jp)

 

 

感想

最初に

TVerでは最初の3話+最新話が配信されています。

つまりこの第4話はこれまでの3話とは違って今週中で配信が終了します。

観ようと思いつつまだ見ていないという方は今週中に追いついていたほうが良いですよ。

もちろんサブスクでの配信はありますけどね。

前回の続き

前回の続きで三人がお金をたかられるシーンからスタートでした。

サチの父親(尾美としのり)はお金のにおいを嗅ぎつけサチのところにやってきます。

母の足が不自由になった時に何もしてくれなかったというサチに対して、「あの時は金がなかったから」とか「一緒に泣いてあげたじゃん」とすがりつきます。

まぁ、彼には彼に事情があるんでしょうね。

そのあとの、「今お前は金を持っているんだからあの時の俺とは事情が違う」という屁理屈も思わずなるほどと納得させられてしまいます。

でも「金があったら自分だって援助していた」と、一切まとまったお金を得る予定がない人が言うのがズルいんですよね。

3万円で済んでよかったとも思いますが一番しつこそうです。

 

若葉の母・まどか(矢田亜希子)も強烈でした。

乱闘騒ぎの末100万近く奪い取って帰っていきましたね。

とられたお金は三人の中で一番大きいですし、自分でためたお金とはいえお金であることには変わりはないけど、3人の希望にあふれた1000万が無傷だということが若葉にとっては大切だったのでしょう。

自分がこうなったのは親の責任だと開き直りつつ、親から受け継いだ美貌については感謝してみせて、若葉にも感謝を強要するあたりクズっぷりがすごいです。

矢田さんの演じた役では『ラストクリスマス』が若干こんなテイストでしたが、ここまでクズな役を演じているのは珍しいですね。

 

翔子は前回のマルチ商法に続き、陳列された商品を気付つけてしまい、しかも帰り道にレジ袋が破れるというついてなさです。ほしくもない物を両手に抱えるっていうのが何ともつらいです。

幸か不幸か、翔子にはたかってくる家族もいないんですよね。

過去の友情の顛末

彼女たちが孤独であった理由、友情にまつわる過去の出来事が語られていました。

サチは高校を辞めた時に心配してくれた友人に八つ当たりしてしまったことが引っ掛かっていたみたいです。

酷いことを言ってしまったことはもちろん、追いかけて謝ることができなかったことを後悔しているんですね。

彼女の人生で大切なことは全てあのパンダの前でおこっているようです。

このドラマでは、よくサチが自転車を倒してしまうシーンが登場します。

二輪でずっと漕いでいなければ簡単にバランスを失う危うさがサチを象徴しているのかもしれないですね。

 

若葉の場合は、唯一の友達が陰で若葉を笑いものにしていたことを知って傷づいたというものです。

何か母親関連でいじめられていたのかと思えば、どちらかというと人との距離感をうまくはかれないところがイタイと思われたみたいです。

でもそういうところは今も変わっていなくて、3人が初めて出会ったバスツアーでもそういう一面は垣間見えていましたよね。

 

同じことは翔子にも言えて陽気で明るいんだけど空気が読めず、ハブられる。そしてハブられていることにも中々気付かず、徐々に周囲に距離を取られるみたいです。

バスツアーでもサチにいきなり頭突きをしていましたし彼女も当時と変わっていません。

 

つまり3人とも性格は当時のままなんです。

確かに3人とも友達にはなりたくないタイプなんですよ。

そんな自分でも嫌いな自分を受け入れてもらえるという3人の関係が”奇跡”なのでしょうね。

不幸であればあるほど3人がそろった時にきらめいて見える、そんな瞬間を楽しむドラマです。

3人の夢

3人が3000万円を元手にカフェを立ち上げるという夢に向かって進み始めました。

今後は3人でカフェ開店に向けて働くことになるのでしょうが、そうなると衝突することも出てくることになるんじゃないかな?

これまでとは雰囲気が大きく変わることになります。翔子なんて明らかなトラブルメーカですし。

 

賢太はJRAとのコラボCMにも出ているし良い人でしょうね。

カレーはカフェ飯の定番ですし、サチの母親も絡んでくるかも知れません(家庭的過ぎるかもしれないですけど)。

若葉の祖母もセンスがあるみたいだし、登場人物全員が幸せになるような展開になればいいですね。

その他

昔住んでいた家を監視しているところは『Nのために』を思い出しました。

みねを呼び出した時に流れていたカラオケが『ガッツだぜ』というのもいいですね。

まとめ

大きくストーリーが展開した第4話でした。

初回では思い出としてきれいなままで終わろうとしていた三人の関係が、連絡を取り合うようになり、一緒に働くところまで来てしまいましたね。